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クロノグラフ腕時計専門店 クロノグラフSENO

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ダーティーダースミリタリーウォッチの販売ページ

動画で確認したい方はこちらから↓


私たちは皆、ミリタリーウォッチの虜です。

何十年も前の戦争の傷跡を想像させる、さびついたようなロマンスを感じずにはいられません。

前世の遺品を身に着けることで、この時計が何を見てきたのか、様々なイメージや情景が思い浮かぶことでしょう。

率直に、私はこの時計のそういった所に魅力を感じます。

「ダーティダース」 全12種

これらの腕時計は、私たち全員が何か感情移入できるようなデザインであり、評価すべき特長の一つでもあります。

おそらく私たちの好奇心をこんなにもくすぐるのは、この時計を腕に付けることで、以前の所有者の経験を感じられるという特性にあります。

結局は、時計を選ぶことは、以前の所有者が自分自身と重なり合うような感覚ではないでしょうか。

この記事では英国軍の為に特別にデザインされた、最初の腕時計を紹介していきたいと思います。

これらの腕時計シリーズは、愛嬌をこめて、「The Dirty Dozen」と呼ばれています。

ダーティダース オメガの腕時計

イギリス軍の腕時計が作られた理由

まずは腕時計の起源から説明していきましょう。

1940年代、第二次世界大戦中、イギリス国防省(通称MoD)は軍人に支給する腕時計が必要でした。

彼らは一般人が付けるような腕時計では、機能性と視認性に欠けると感じました。

彼らは特定のブランドと契約するよりは、生産性を最大限に高める為に、彼らのリクエストを忠実に再現してくれるであろう、あらゆるスイスのメーカーを招待しました。

スイスのメーカーならどこでも良いというわけではなく、WWWの条件を満たしてくれるメーカーにだけ発注をしたのです。
(WWWについては後ほど解説しています)

軍人生活の厳格さを満たせるよう、非常に厳しい仕様となり、そのすべてを考慮したうえで、12の腕時計メーカーが選抜され、ダーティダース「The Dirty Dozen」と呼ばれるようになりました。

12のメーカーとは、Buren(ビューレン)、Cyma(シーマ)、Eterna(エテルナ)、Grana(グラナ)、Jaeger Le-Coultre(ジャガー・ルクルト)、 Lemania(レマニア)、 Longines(ロンジン)、 IWC、 Omega(オメガ)、 Record(レコード)、 Timor(ティモール)、そして Vertex(バーテックス)です。

これらは全て1945年に納入され、豚皮かキャンバス生地のストラップが付属されていました。

ここで覚えておいていただきたいのは、これらの時計にはNATOのストラップが似合いますが、NATOストラップは70年代以前には存在していなかったということです!

軍隊仕様
ダーティダース オメガのケースバック

ダーティダース オメガのケースバック内側

正式にはこれらの腕時計は、他の軍事設備と区別する為に、英国軍によって作られたコードでW.W.Wとされ、それぞれWatch(時計). Wrist(腕). Waterproof(防水).の頭文字です。

これ以上実用的なものは他にないでしょう!

イギリス国防省仕様は、防水で、輝かしく、正確で、あなたがミリタリーウォッチに期待する通りの物です。

2種類のシリアルナンバーが割り当てられ、1つはメーカー用、もう一つは軍用品としての番号(文字含む)となります。

文字盤は黒色で統一され、読みやすい算用数字と秒目盛の使用が必須となりました。

時計の裏側にはW.W.Wと明示され、広がる矢を模したマークが描かれました。

軍用の文字盤やその裏側には広がる矢のマーク(ブロードアロー)がしばしば見られ、それは伝統的に国王の財産であることを示すマークとされています。

 

「イギリスよりもスイスの物を」
メーカー               イギリスのストアナンバー         NSN
Buren(ビューレン)             VB10026                   -
Eterna(エテルナ)                                       VB10027                   -
IWC                                                            VB10028                  99-445-5890
Grana(グラナ)                                           VB10029                   - 
Jaeger Le-Coultre(ジャガー・ルクルト)        VB10030                    -
Lemania(レマニア)                                     VB10031                   -
Longines(ロンジン)                                    VB10032                    -
Omega(オメガ)                                         VB10033                   99-445-2031
Record(レコード)                                      VB10034                   99-445-9830
Cyma(シーマ)                                            VB10035                   -
Timor(ティモール)                                      VB10036                  99-445-9855
Vertex(バーテックス)                                  VB10037                   -
Enicar (エニカ)                                          VB10025                  -
表4:イギリスのストアナンバーとNATO Stock Numbers(NSN)

   
※コンラード=クニーリム著“BRITISH MILITARY TIMEPIECES”「英国軍の時計」より
 

スイスの時計メーカーに発注した理由


非常に興味深いのは、イギリス国防省が自国ではなくスイスで時計を探したことです。

イギリスの時計産業はその時代、かなり衰退していました。

さらに言うと、残存するイギリスの腕時計メーカーは海軍や空軍の戦争の為の設備を作ることとなり、腕時計の生産の継続を受け入れたのは、中立状態にあったスイスだけだったのです。

ここで非常に興味深いのは、国防省がW.W.Wを12の時計メーカーから受けとったことはよく知られていますが、記録を見ると13のメーカーにオーダーしたことになっているのです。

ダーティーダースミリタリーウォッチの販売ページ

敵のサプライヤーとして外されたエニカ


この13番目のブランドは、あまりよく知られていませんが、「エニカ」というブランドです。

それぞれのメーカーは指定のストアナンバーが割り振られ、エニカは10025でしたが、証拠となる製品がないのです。

その時の記録からはこれ以上を読み取ることは難しいですが、噂としては、同盟軍が複数のスイスのメーカーを調査している中で、エニカは敵のサプライヤーだと判明し、後にブラックリストとなってしまったということです。

全12種の腕時計のダーティダースの時計になります↓

全12種のダーティーダースの腕時計

ダーティダースのコレクター

21世紀、そして現代になると、これらの時計はコレクターによって入念にコレクションされていきます。

1種類だけならばまだしも、12個全てを集めることは非常に難しいとされています。

これら全種を入手する為だけに、インターネット上で何年も調査をしているコレクターがいますが、未だ完成しないようです。

私は決して挑戦を否定しているのではありません。
むしろ私は、12個コレクションされた方の話を伺いたいと思っています。

全種を求めることは、忍耐力と調査能力を試されることになり、結果12種類全てを所持できたときに初めて、達成感を味わえる、そのことを覚えておいていただきたいのです。

ダーティダース グラナの腕時計

W.W.Wは決して手に入りにくい物ではなく、1945年までに約145,000個の製品が生産、納入されています。

しかし1セット全て集めるのが難しいのは、それぞれのメーカーが生産した数量が互いに一致しないからです。

さらに残念なことに、発光材料中の放射性ラジウム226の影響により、1970年代には多くのW.W.Wが故障してしまいました。

下表はそれぞれのメーカーの推定生産量ですが、これらの内ほとんどは索するだけで、簡単に見つけることが出来ます。

試しにGrana(グラナ)を見つけてみてください!

メーカ           レターコード   生産量     情報源
Buren(ビューレン)     H      11,000      推測
Cyma(シーマ)       P      20,000      推測
Eterna(エテルナ)               P      5,000      推測
Grana(グラナ)                   M       1,000-1,500      推測
IWC                                    M                 6,000      IWCの記録
JLC(ジャガー・ルクルト)   F                 10,000              JLCの記録
Lemania(レマニア)            Q                 8,000      推測
Longines(ロンジン)            F                  5,000      推測
Omega(オメガ)                 Y                  25,000        OMEGAの記録
Record(レコード)               L                  25,000              推測
Timor(ティモール)             K                   13,000     推測
Vertex(バーテックス)         A                   15,000     推測

コンラード=クニーリム著“BRITISH MILITARY TIMEPIECES”「英国軍の時計」より


IWCの時計が機能的に一番良いことは疑いないですが、Granaの希少性はそれを打ち負かすほどの価値があります。

ダーティダースの中で一番切望され、一番高価で、そしてコレクションの中でいつも一個足りないのがGranaです。

もし見つけることが出来たら、それは極めて希少価値が高いことを知っておいてください。

ちなみにIWCに関しては、これら12のメーカーは厳しい仕様要求を満たす為、ある程度似てくる中で、IWCが他と大きく違うのはケースの裏側にスナップオンを使用している点です。

他のメーカーは全てスクリューバックを採用しています。

また、IWCは従来のクリスタルを使用していますが、他のメーカーは保持リング付のつば付のクリスタルを使用しています。

IWC キャリバー83

GRANA キャリバーKF320
   
上:IWC キャリバー83  下:GRANA キャリバーKF320

もし私が一つ選ぶとしたら、ロンジンのAt37.5mmを選ぶと思います。

現代的なサイズ感、ステップケース仕様、分針のトラックが大きい等、細かく見ていくと、このメーカーを際立たせる要素がたくさんあります。

伝説的な12.68Zにおける進化は触れるまでもありません。

ロンジンのAt37.5mm

極めて希少価値の高い製品について

Granaが12のメーカーの中で一番切望されるブランドであり、希少価値が高いことは明らかですが、それとは違ったニュアンスで、コレクターが欲しくて病まない製品があります。

それはケースバックにK.N.I.Lと彫られた物で、書類上で確認されているものは10個未満という、ダーティダースの中で、おそらく最もレアな腕時計です。

K.N.I.Lは、「オランダ領インドネシア軍用」という意味であり、植民地時代にインドネシアに駐在したオランダ軍に配給されたものです。

再支給されたK.N.I.L仕様のロンジンのW.W.W.

再支給されたK.N.I.L仕様のロンジンのW.W.W.

物語を進めましょう。

これらの腕時計は第二次世界大戦の終幕までしか納入されず、イギリスは戦争終結後、在庫過剰の状態になり、これを改善したいと考えていました。

東インド(現在のインドネシア)では戦争の勝利を祝福している一方で、日本の植民地支配から独立を勝ち取ったばかりのインドネシア駐在のオランダ軍は、今度はインドネシアの自由軍の独立運動に対立することになりました。

軍事品の需要から、オランダはイギリスに働きかけます。

同盟国であったにも関わらず、イギリスは対立を援助しようとはせず、軍事品の売買に対しても消極的でした。

しかし軍事用の腕時計を支給することは無害だと認識され、許可されました。

そして、今では神話的とも言われている、K.N.I.Lケースバック仕様のW.W.W.の再来となったのです。

さらに、この話にはもっと深い意味があります。

ここで注目したいのは、この時再製作されたW.W.W.は再度デザインを変更し、A.D.R.I(インドネシア軍)に支給されました。

これら2つの軍は対立関係にあり、腕時計はその間で強引に交換されたと言えるのです。

下の写真を見ると、K.N.I.Lという文字が乱暴に消され、代わりにA.D.R.Iという文字がほられているのが分かります。

この腕時計の物語はイギリス、オランダ、インドネシアの戦争の歴史にまで及び、もしあなたが時計の由来について語るのなら、これ以上興味を引く話は他にないでしょう。

A.D.R.Iが再加工されたKNIL

再支給されたIWCのW.W.W.はK.N.I.Lの文字が乱暴に削られ、A.D.R.Iが再加工されている。
 

ダーティダース以外のイギリス軍の時計


これらの腕時計の部品や部位のオリジナリティについては議論が尽きることはありません。

それらはメンテナンス等の目的でしばしば交換されるからです。

全てのW.W.WはR.E.M.E(Royal Electrical& Mechanical Engineers)によってメンテナンスや修理が行われますので、それぞれのメーカーの意向に関係なく、切削や部品の変更が行われることも当たり前だったようです。

時計製作用 スペアハンズ

時計製作用 スペアハンズ2

時計製作用 スペアハンズ3

ラウンドケースの中のロンジン用の予備ハンド、ラベルからストアナンバー10032と読み取れる

文字盤は軍によってしばしばトリチウムやプロメチウム(トリチウムの安価な材料)の文字盤に変更され、時にはブランド名がなく、シリアルナンバーのみの時もあります。

これらのR.E.M.Eによって取り替えられた文字盤は、刻印や時代の区分によって、ModまたはNATOの文字盤に区別されますが、12のメーカオリジナルの腕時計に不注意にも混ざってしまうことがあります。

そのような時には、大事なのは機能性であり、オリジナリティや希少性の問題ではないということを覚えておいてください。

記録不足も伴って、コレクターは今現存する腕時計の記録や書類を調べ、何がオリジナルなのかを推測することしかできません。



NATOによってトリチウムに取り替えられた文字盤、ブランド名が彫られていない。

NATOによってトリチウムに取り替えられた文字盤、ブランド名が彫られていない。2

NATOによってトリチウムに取り替えられた文字盤、ブランド名が彫られていない。


 IWCの腕時計の納品ボックス

IWCの腕時計の納品ボックス、とても貴重な発見です。

製品の収集だけを目的としていれば、これらのボックスは捨てられていたかもしれません。

ボックス内側、1箱で6個を納入
ボックス内側、1箱で6個を納入、おそらくスナップオンは不含

IWCの腕時計と当時の納品ボックス
IWCの腕時計と当時の納品ボックス

文字盤の裏に1945年10月9日とスタンプされている。
文字盤の裏に1945年10月9日とスタンプされている。

IWCオリジナルのラジウムの文字盤
IWCオリジナルのラジウムの文字盤

Cymaオリジナルのラジウムの文字盤
Cymaオリジナルのラジウムの文字盤

まとめ

どのヴィンテージウォッチにも言えることですが、市場としてはとても複雑です。

最後に、私がこの記事を書いた時と同じくらい、読者の皆様がこの記事を楽しんでくれることを望願っています。

そして、あなたがほんの少しでもダーティダースに関して興味を持っていただけたなら、仕事をした甲斐があったというものです!

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ショップについて

店長 妹尾満隆

おじいちゃんが骨董品が好きなことにより、子供の頃からアンティークの商品に携わっていました。

百貨店に行っては手巻きの時計を購入してきて、飾り棚の中にいろんな時計が飾られてました。

当時はあまり機械式の時計に興味がなかったのですが、大人になった時におじいちゃんがコレクションするくらい魅力があるものだと理解できるようになりました。

私は置き時計よりも、腕時計が好きでさらにクロノグラフが好きです。

私のショップは、そんな手巻きのクロノグラフが好きな方のためのショップになっています。

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クロノグラフ腕時計とは!?タキメーター・スプリットセコンド・フライバック全て解説します!

クロノグラフとは?


そもそもクロノグラフってなんなんだろう!?

そういった疑問を持ってこちらのページに辿り着いたと思います。

確かに私もクロノグラフのことを知るまでは単に文字盤がかっこいい時計だなぁ・・・

くらいにしか思ってませんでしたしね。

もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね。

ですが、安心してください。

実際のところクロノグラフを腕にはめる方はほとんどの場合クロノグラフの機能を
使ってませんのでデザイン性が先行して購入されていますので結局はかっこいいからということになりますよね。

はい、というわけでクロノグラフってなんなんだということを解説します。

クロノグラフとは簡単に言うと

ストップウォッチの機能がついた腕時計です。

簡単に言ってしまえばこうなりますがこれだけの情報じゃ満足でないあなたのためにもっと
詳しく解説していきますね。




まずはタキメーターを解説していきますね。
 

クロノグラフ機能タキメーターとは



ブライトリング タキメーターの文字盤
ブライトリングクロノマットエボリューションのタキメーター目盛り


タキメーターの目盛りは、通常ベゼルか文字盤の外側に500から60までの数字で示されています。
タキメーターは、ある一定距離を移動するのにかかったスピード、または逆にある一定時間に移動した距離を計測するよう設計された便利な仕組みです。
スピードや距離だけでなく、タキメーターは定期的に計測できるものなら何でも、一時間に可能な作業の平均量を求めることもできます。

わかりやすい例を見てみましょう。
周回するレーシングカーのスピードを計測したいとします。
コースは正確に1マイルで、ドライバーは一定した周回ラップで走行しています。
ドライバーがスタートしたらクロノグラフをスタートさせ、一周したところでストップさせます。
秒針はタキメーター上のどこを指しているでしょうか?
ドライバーが周回するのに25秒、タキメーターの目盛り上は145の位置までかかりました。
これは、ドライバーは時速145マイルで走行したことを意味しています。

ブライトニング 腕時計 タキメーター クロノグラフ

タキメーターでのスピードの計測の仕方
もしキロメーターを基準に測ったとすると、結果も同様にキロメーターになります。
タキメーターは、計測する単位とは独立して機能します。したがって、リーグであろうが、マイル、ハロンでであろうが、タキメーターで測ることができます。
単位さえ統一されていれば、タキメーターは正確に計算するでしょう。


ロレックス デイトナ ステンレス製クロノグラフ


ここでもうひとつ、スピードではなく距離を測るためのタキメーターの使い方を紹介します。
時速70キロのボートでクルージングしているところを想定してください。

そして現在地からちょうど1キロメートル先に宝箱が沈んでいるとしましょう。
時速70キロを維持しながらクロノグラフをスタートさせ、秒針がタキメーターの70の位置に来た時、丁度1キロメートル進んだことになります。

タキメーターは、一秒に発生するどんな事象も1時間あたりの成果として換算できます。
タイピングをしていて、一時間にどれくらいの文章をタイプできるかを考えてみます。
クロノグラフをスタートさせ、一行分タイプした後、クロノグラフをストップします。

10秒が経過しており、タキメーターの目盛りは360を示していました。これはあなたが一時間にタイプできる文の数になります。

ロレックス デイトナ 18Kクロノグラフ





分積算計付きクロノグラフ

クロノグラフは 、通常の時計機能とは独立したクロノグラフ針(Chronograph hand)がついており、ボタンを押すことで、スタート、ストップ、ゼロへのリセットができます。

クロノグラフ針は、通称クロノハンド(Chrono-hand)とも呼ばれ、多くの場合、クロノグラフ針は長い秒針で、時計の文字盤の時間針と秒針の間にあり、12時ちょうどの位置がゼロとなります。

スタートさせると、クロノグラフ針は細かく動き出します。

この細かな動きの一つ一つは、文字盤最小ひと目盛りの角度(1/5秒=0.2秒)を表すため、もっとも細かい1/5秒を読み取ることができます。

クロノグラフの文字盤 1/5目盛り

この動きは、時計の構造によるもので、バランスホイールが1秒間に5振動、または1時間に18000振動するからです。

ひとつひとつの動きの間に少しの静止時間ができますが、エスケープメント(調速機構)が振動ごとにエスケープメントホイールの歯1つを動かすため、ホイールトレイン(動力を伝達する一連の歯車、歯車の列)も”逆戻り”します。

この際、ホイールトレインの”逆戻り”の動力は、クロノグラフのホイールトレインに直接伝達されるため、クロノグラフ針ははじめに大きく振れ、”逆戻り”することが目で確認できます。

分針と時間針はどちらもこの逆回転をしていますが、振れ幅がとても小さいため、目視では確認できません。後に作られた腕時計クロノグラフは1800振動/時以上の回転率なので、これにより秒針の動きはより細かくなります。

通常は、分を刻む目盛りがもっとも細かい1/5(秒)示クロノグラフ針用に、分刻むダイアルの外側にクロノグラフ針用の目盛りがあることもあります。

文字盤 1/5目盛り 分目盛りの外

また、クロノグラフ針と分積算計の両方が示されている文字盤はよくあるデザインで、分積算計はクロノグラフ針が一周(60秒)したら、分積算計はひと目盛り進みます。このようにして、数分間の計測が可能です。

クロノグラフを起動させるボタンは、初期のモデルではクラウン(リューズ)の中、もしくはケース(ダイアルを納めているパーツ)の側面の2時または4時の位置につけられています。このほかにも、クラウン自体の操作でクロノグラフが起動できる仕様もあります。この場合、ワンボタンクロノグラフと呼ばれ、スタート、ストップ、リターンなどのすべての機能は同じ順序での仕様です。

Vintage Universal Watch ワンボタンクロノグラフvintage BULOVA ワンボタンクロノグラフ

クロノグラフを起動させるボタンは初期のモデルではクラウン(リューズ)の中、もしくはケース(ダイアルを納めているパーツ)の側面、2時または4時のポジションにみられます。このほかにも、クラウン自体の操作でクロノグラフが起動できる仕様もあります。この場合、ワンボタンクロノグラフと呼ばれ、スタート、ストップ、リターンなどのすべての機能は同じ順序での仕様です。

2つのボタン付きクロノグラフ

1934年に、G.-Leon Breitling の会社が初めて2つのボタンがついたクロノグラフ腕時計(特許No. 172129)を発表しました。

このデザインでは、2つのボタンは、それぞれクラウンが付くケースの2時と4時の位置にあります。2時にあるボタンはクロノグラフのスタートとストップができ、何度でも好きなだけ繰り返すことができます。また、4時のボタンは、ストップしたあとに、ゼロに戻すボタンです。これは新しいクロノグラフの機能だったため、すぐに他の生産者に受け入れられました。追加機能付きクロノグラフとして、または似たような謳い文句を使って宣伝広告されることもあります。

この2つのボタンにより、一連のプロセスの中で、何度にも分けて合計タイムを計測することが可能になりました。すべて計測し終わった時のみ、クロノグラフをゼロに戻せば良いのです。その都度ゼロに戻さず、数回に渡る合計時間を計測することはワンボタンクロノグラフでは不可能でした。

ただ、2つボタンのクロノグラフは元々腕時計として開発されたものではありませんでした。もしろ、G.-Leon Breitlingの会社(スイス、ラ・ショー=ド=フォン)は、1923年にこの2つボタンの仕様を懐中時計として特許を取得しています(特許No.105532)。1934年になって初めて、腕時計クロノグラフとしての特許を2つ取得しました(特許No.172129、No.175564)。

BREITLING プレミア 2つボタン付きクロノグラフ

時間積算計付きクロノグラフ

ほとんどの腕時計クロノグラフは、9時の位置にスモールセコンド (60秒で一周する普通の時計の秒針)が付いています。そして、分積算計が3時の位置にあり、10、20、30分の目印が付いています。

その他、スモールセコンドが6時の位置に、分積算計が12時にあるデザインもあります。
 

クロノグラフ針は1分で一周してしまいます。 

クロノグラフ針が何周したのか、つまり何分経過したのかは、30分積算計でみることができ、30分間の計測結果を表示します。

同じように、30分計の針が何周したのかを表示するのが、12時間積算計です。

9時の位置には常に動いて要るスモールセコンドが、3時の位置には30分積算計が、6時の位置にあるのが12時間積算計です。

Parmigiani 3ダイヤル付きクロノグラフ

1939年に、Mido (スイス、ビエンヌ)はスモールセコンドの針が中心から出る腕時計クロノメーターを発売しました。このデザイン(特許No.209685では)は、4つの針が全て文字盤の中心に付けられています。

MIDO マルチセンタークロノ

時計として機能する2本の針は一番下に、スモールセコンドがその上に、クロノグラフ針は一番上につけられています。一般的に、文字盤に追加の表示をしなくても良いように、スモールセコンドの針の形や色は、他の針と違うものが使われます。この針は十分に長いため、通常の分表示が計測用にも用いられます。クロノグラフ針用として、最も細かい1/5秒の目盛りで示されます。

スプリットセコンドクロノグラフ

2つの時間を計測出来るのがスプリットセコンドクロノグラフです。

スプリットセコンドクロノグラフまたはスプリットセコンドハンドと呼ばれる2つ目の計測針がつけられた腕時計は、これまでの懐中時計にとって変わる存在となりました。

このようなダブルクロノグラフの歴史はパリのJoseph Thaddäus Winnerl (1799-1886)が展示した1870年頃までさかのぼります。

すでに懐中時計のデザイン、特許は数多くあったため、機能を保ったままいかに小さく作るかが焦点でした。

Blancpain スプリットセコンドクロノグラフ

通常、スプリットセコンドクロノグラフは3つのボタンがついており、このうち2つはこれまで通りの機能を果たします。ケース側面につく2時の位置のボタンはスタートとストップ、4時の位置のボタンでゼロリセットです。

3つ目のボタン(スプリットボタン)は10時の位置あり、スプリット針をコントロールします。
 

スタートさせると、クロノグラフ針とスプリット針は同時に動き出します。
スプリットボタンが押されると、スプリット針のみが止まり、クロノグラフ針は動き続けます。
再度スプリットボタンが押されるとスプリット針は瞬時にクロノグラフ針に追いつき、一つになって動き出します。
この部分的な時間の計測は、何度でも可能です。

2時の位置のボタンは一度押すと両方の針をストップさせ、2回目のプッシュで、両方の針をスタートさせます。
これも何度も繰り返すことができます。
両方の針がストップしたあとに、4時の位置のボタンを押した時のみ、2本の針はゼロ戻り、計測を終了することができます。
 

スプリット針がすでに止まっていて、クロノグラフ針と違うポジションにあった場合、クロノグラフ針はゼロに戻り、スプリット針はその位置に留まります。
スプリット針もゼロに戻したい場合は、クラウンにあるスプリットボタンを押す必要があります。

このボタンは、クロノグラフ針がゼロにあったとしても、それに追いつく機能があります。

これで、二つの針は同じ位置に再び戻ったことになります。

スプリットセコンドクロノグラフは、分積算計のみもしくは分積算計と時間積算計のダイアルをもちます。

George Dubey とRene Schaldenbrand (La Chaux-de-Fonds 、スイス)は、簡略化したスプリットセコンドクロノグラフの型特許(特許No.260791)を取得しました。これでは、2本とも静止可能なクロノグラフ針がついており、これらは細いバネで直結されているのが目で確認できます。

スプリット針は、スプリットボタンが押し続けられている間は静止します。ボタンから手を離すと、バネの跳ね返りによりスプリット針に追いつきます。このシステムでは、60秒以内までの計測しかできません。このスプリットセコンドクロノグラフは、分積算計が示されています。
 

シングルスプリットセコンドクロノグラフ

“正真正銘”とも言えるシングルスプリットセコンドクロノグラフは、文字盤を見ただけではそれとは判断できません。見た目は一般的なクロノグラフで、クロノグラフ針と2つのボタンが通常通りの配置でついています。

ただ、2時の位置にあるボタンで、スタート、ストップ、ゼロセッティングの3つすべてが機能します。4時の位置のボタンは、スプリットセコンドとして操作するためのもので、1度目に押され続けている間、クロノグラフ針は止まります。

ボタンを離すと、クロノグラフ針はボタンが押されなかった場合にあると思われる場所へと瞬時に動きます。

例えば、スタートして20秒後に、10秒間停止させたとします。

ボタンから手を離すと、再びストップさせない限り、針は20秒の位置から30秒の位置へと、まるで何も起こらなかったかのように瞬時に移動します。

停止時間はやはり60秒以内に限られます。60秒以上では、時計自体が止まってしまいます。

一般的に、シングルスプリットセコンドクロノグラフは、 他のシンプルなクロノグラフで読み取れる1/5秒の目盛り以外に、文字盤上に特別な印があるわけでもありません。

タグホイヤーのシングルスプリットセコンドクロノグラフ
タグホイヤーのシングルスプリットセコンドクロノグラフのムーブメント

計測をする上で欠かせないフライバッククロノグラフ

フライバック・クロノグラフというのは、クロノグラフの計測をしているときに、リセットボタンを押します。

そのことにより、クロノグラフの秒針がサッとゼロの位置まで飛んで帰ることから、フライバックと名付けられた機能です。

さらに、フライバックしてすぐに次の計測をスタートしてくれるとても特殊な機能を持っています。

計測を何度も繰り返すようなときには、とても使いやすい抜群の操作性を誇るのです。

もともと、このフライバック・クロノグラフという機能は、空軍パイロットのために開発された機能なのです。

パイロットは、方向転換するたびに飛行時間を計測しなくてはいけません。

他にも、着陸待ちの旋回時間などの計測が必要となってきます。

スピーディーに、何度も計測を繰り返すことができるので、パイロットユースとして使われることが多いのです。

しかし、フライバックという機能は、一般的なクロノグラフよりも、ずっと複雑なメカニズムとなっています。

 

ゼニス レインボー・フライバック

ゼニス フライバック機能を搭載したクロノグラフを一般的にしたモデル
ゼニス フライバック機能を搭載したクロノグラフを一般的にしたモデル

1997年に作られた、このレインボー・フライバックはフランス空軍の協力を得て作られたものでした。

もともとは、パイロットウォッチとして開発されたのです。

パイロットウォッチとして使われていたモデルのときは、30分計が3色のゾーンに分けられていました。


 

フライバック・クロノグラフの操作方法

フライバック・クロノグラフのスタートとストップのボタンは右側上部にあります。

このプッシュボタンの操作方法は、フライバック・クロノグラフも他のクロノグラフも変わらないのです。

計測をスタートするときにボタンを押すと、クロノグラフ針が動き始めます。

そして、再度ボタンを押すとクロノグラフ針はストップするのです。

クロノグラフ針がストップしてから、今度はリセットボタンを押すとクロノグラフ針は、ゼロの位置に戻ります。

けれど、リセットボタンではなく、再びこのボタンを押すと、そこから計測を再スタートしてくれるのです。

リセットボタンの操作方法

リセットボタンと言えば、一般的なクロノグラフで言えば、動いていたクロノグラフ針をゼロの位置に戻す、リセットするためのボタンです。

言葉の意味としても、そうではないでしょうか。

しかし、フライバック・クロノグラフにおいて、リセットボタンというのは他の機能も持つのです。

作業中にこのリセットボタンを押します。

すると、やはりクロノグラフ針はすぐにゼロの場所へと戻っていきます。

このときに、リセットボタンを押していた指を離すと、そのまま再度計測を開始してくれるのです。

いちいち、スタートボタンを押してクロノグラフ針をスタートさせ、もう一度同じボタンを押してストップさせ、リセットボタンで戻し、スタートボタンさリスタートさせる。

通常のクロノグラフは、こういういくつもの操作が必要です。

しかし、このフライバック・クロノグラフであれば、最初にスタートボタンを押したあとは、すべてリセットボタンを1度押すだけで済んでしまうのです。

何度も計測をしなくてはいけない場合、とても便利で適したモデルと言えるのではないでしょうか。

フライバック機能を搭載しているモデルたち

ランゲ&ゾーネ ダトグラフ

ダトグラフ シースルー仕様となっているモデル
ダトグラフ シースルー仕様となっているモデル

ラップタイムを計測するときに、一番起こりがちなのが誤読です。

起こりがちなミスではありますが、大きなトラブルにもなりかねない問題です。

そんな誤読を軽減するために生まれたクロノグラフがあります。

それが「プレシジョン・ジャンピング・ミニッツ・カウンター」を搭載している、このダトグラフなのです。

裏面はサファイアクリスタルでできていて、シースルーになっています。

さらに手巻きで、プラチナケース&革ベルト、価格は595万円と高価なモデルとなっています。

 

モーリス・ラクロア マスターピース グランギッシェ フライバック

マスターピース ビッグサイズデイトを搭載しているモデル
マスターピース ビッグサイズデイトを搭載しているモデル

機械式時計の新鋭と言えば、やはりモーリス・ラクロアなのではないでしょうか。

モーリス・ラクロアの特徴としては、その斬新なアイディアにあるのかと思います。

これまでなかったようなアイディアに満ちた時計を、数多く開発しているブランドです。

そんなモーリス・ラクロアが自信を持って発表したのが、このクロノグラフです。

フライバック機能だけではなく、デイトはビッグサイズ。

機能もデザインも圧巻の存在感を示すクロノグラフとなっています。

自動巻きで、SSケース&革ベルト、価格は47万円です。

 

ブランパン クラシック・フライバック

ブランパン 見やすくて大きな針が特徴
ブランパン 見やすくて大きな針が特徴

ミリタリーな雰囲気を漂わせるクロノグラフです。

文字盤はブラックでシック。

アラビア数字のインデックスと、針は、やや大きめで見やすいデザインとなっています。

9時の場所には12時間計が、3時の場所には30分計が、そして6時の場所にはカレンダーがついています。

自動巻き、SSケース&革ベルトで価格は98万円です。

 

ブライトリング シャドウ フライバック

ブライトリング タキメーターが装備されているモデル
ブライトリング タキメーターが装備されているモデル

自動巻きでカレンダーがついたモデルとなっています。

10分計や3時間計だけではなく、ベゼルに4つのツメがついたライダータブと呼ばれるものも付いています。

さらに、両方向回転ベゼルという操作性に優れたモデルとなっています。

このモデルは、もともと航空パイロットが操作しやすいようにと開発したモデルなのです。

ブライトリングの傑作とも言われているクロノグラフです。

タキメーターが、文字盤の外側に付いています。

SSケース&ブレスで価格は44万円です。

 

ブレゲ TypeXX トランス アトランティック

ブレゲ フランス海軍からの要請により開発されたモデル
ブレゲ フランス海軍からの要請により開発されたモデル

1994年には、自動巻きムーブメントが搭載されたモデルとなっています。

もともとは、フランスの海軍から開発要請を受けて作られたのがパイロットウォッチ「TypeXX」となっています。

その後、この「TypeXX」は進化をします。

進化したモデルがこの「TypeXXトランスアトランティック」なのです。

いわゆる第四世代と呼ばれるこのモデルは、日付表示が採用されています。

自動巻き、18KYGケースで価格は195万円となっています。

 

2100フライバック クロノグラフ

ブランパン 日本だけで販売された限定モデル
ブランパン 日本だけで販売された限定モデル

文字盤はホワイトでグレーのインデックスというこのデザインは、スタイリッシュで洗練された雰囲気を醸し出しています。

さらに、裏側はシースルー仕様となっています。

2100シリーズですが、こちらのモデルは日本でのみ販売された限定モデルなのです。

このモデルに搭載されているクロノグラフ・ムーブメントは、なんと世界最小の体積。

自動巻き、SSケース&ラバーベルトで110万円となっています。
 

クロノグラフ機能テレメーター

音と光の時間差から距離を割り出す機能をテレメーターと言います。
例えば、雷が光ったタイミングでクロノグラフを作動させて音が鳴ったタイミングで
停止させるとどれくらいの距離が離れているのかを測定する事が出来ます。

現在ではこのような使い方くらいしか使い道はありませんが第2時世界大戦中は
砲撃の距離を図るために使う大事な機能でした。
 

クロノグラフ機能パルスメーター

脈拍を図るための表示がパルスメーターになります。
タキメーター、テレメーターと同様古い歴史を持つ機能です。

基本的にこの機能を使うのは医師や看護師だけなので搭載されている時計自体が少なく
現在では中々見かける事の出来ない腕時計になっています。


クロノグラフ機能デジマル

10進法を用いた表示方法でこちらの機能もほとんどのクロノグラフに
搭載されることはありませんでした。

主な使用方法としては、生産管理や航海等になります。
そのためケースも当時としては珍しい防水機能が設計されています。

いかがでしたでしょうか?
クロノグラフは腕時計にストップウォッチ機能をつけただけなのですが
実際にはたくさんの機能が搭載されているのが分かったと思います。

クロノグラフの機能が分かったところで中々実生活で使うところはないかもしれませんが
頭の中で分かっているだけでもクロノグラフの魅力にもっと引き込まれてしまいますよね。

 

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