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ジャガー・ルクルト

ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)はスイス・ジュラ渓谷にあるル・サンティエに本拠地を置く時計メーカーで、現在はスイスのリシュモン傘下に入っています。

もともと高級ムーブメントを作る会社として始まったジャガー・ルクルト。

ムーブメントの正確さ、信頼性、上品さを追求する姿勢は、時計作りにも反映されました。

ジャガー・ルクルトの時計はビンテージスタイルが特徴で、複雑な機械式ムーブメントから高級クオーツまで幅広く展開されています。

ジャガー・ルクルトの創業者は高精度計測機を発明し、そのレガシーを今に引き継いでいます。

ジャガー・ルクルト 工場

世界で初めて一般向け腕時計にサファイア風防を採用したり、ポロ用リバーシブル時計・レベルソを開発したことは、最先端ブランドの証と言ってもいいでしょう。

コンプリケーションを制御する機能と時間を正確に刻む機能を別々に分けた「デュアル・ウィング」というムーブメントを開発するなど、ジャガー・ルクルトのブランドイメージは「正確性」という言葉で定義付けられています。

ジャガー・ルクルトは、時計のみならずムーブメントでも抜群の評価を得ており、製品テストが特に厳しいことでも知られています。

パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンなど、名だたる時計メーカーがジャガー・ルクルトのムーブメントを採用しています。


 

ル・サンティエの職人

ジャガー・ルクルト 装飾彫り

ジャガー・ルクルトの歴史は、スイス西部ジュラ渓谷に位置するル・サンティエの小さな村から始まります。

もともと鉄採掘が盛んな地域だったことからこの村には金属にちなんだ職人が集まるようになり、鍛冶屋や刃物屋、時計職人などが増えていきました。

冬の間は屋外で活動ができないため、長い冬が来ると時計職人だけでなく様々な職人が家にこもって時計部品を製造するようになりました。

このようにして、少ない材料から長い時間をかけてじっくり部品を作り出す職人技術の土台が作られていったのです。

 

ルクルトの発明

ジャガー・ルクルト アントワーヌ

しかし村の人口は少なく、作業効率を上げるにはある程度の機械化が必要でした。

その要求に応えるかのように時計のカナを切り出す機械を発明したのが、アントワーヌ・ルクルトでした。

時計のムーブメントにとってカナはとても重要な部品であり、一定の品質のカナを素早く切り出すことができるこの機械は、作業効率を飛躍的に向上させました。

そして1833年、アントワーヌとフランシス・ユリスのルクルト兄弟は、自分たちの時計工房を設立。

アントワーヌは更に効率性・正確性を向上させる機械の発明を続け、1844年、ミリオノメーターを完成させました。

ミリオノメーターの発明によりミクロン単位、つまりマイクロメートル(1万分の1メートル)の測定が可能になり、ルクルト兄弟はこの重要な発明を専有化します。

ジャガー・ルクルト ミリオノメーター

1847年には鍵を使わず竜頭でゼンマイを巻き上げるシステムを開発し、巻き上げに鍵が不要となりました。

このシステムではボタンを押すとレバーが作動し、竜頭の時間設定機能と時計巻き上げ機能を切り替えられるようになっていました。

この時代、時計部品はジュラ渓谷の様々な職人によってバラバラに作られていました。

時計のムーブメント、ケース、組み立てを一貫して行える工房はなく、すべて別々の専門職人によって行われていたのです。

しかし1866年、アントワーヌと息子のエリーはLeCoultre & Cie を設立、すべての工程を一手に担える工房をスタートさせました。

 

ル・サンティエの発展

ジャガー・ルクルト 作業工程

LeCoultre & Cie はジュラ渓谷で初めて、時計製作工程を1つの工場に集結させました。

アントワーヌには更なるプランがありました。

1870年、アントワーヌは世界で初めて、複雑なムーブメントの組み立て工程の一部を機械化することに成功しました。

そして同年、500人もの従業員を雇うようになったLeCoultre & Cie は、「ジュラ渓谷のグラン・メゾン」として名を馳せるようになったのです。

1881年アントワーヌはこの世をさりましたが、彼の功績により、ジャガー・ルクルトとル・サンティエの更なる近代化は確かなものとなりました。

ジャガー・ルクルト ムーブメント

1883年、ル・サンティエにはまだ電気のインフラが整っていなかったためルクルトの工場は蒸気発電機を設置、工場内に電気照明を導入しました。

1886年、時計産業のメッカへと発展したジュラ渓谷に鉄道が開通し、蒸気機関車がジュラ渓谷とスイスの主要都市を結ぶようになりました。

そして20世紀を迎える頃には、LeCoultre & Cie は数百種類のムーブメントを手がける有名会社へと進化し、ジュネーブにあるパテック・フィリップにムーブメントを提供する主要メーカーとなったのです。

 

ジャガーとルクルトの出会い

ジャガー・ルクルト エドモント

1903年、ルクルトはフランスの時計職人エドモント・ジャガーとパートナーを組み、ジャガーの設計した超薄型ムーブメントの製作に取り組みました。

ジャガーはフランス東部のアンドー出身で、シャンパーニュ地方マルヌ県にあるエペルネーという街に工房を構えていました。

パートナーとして信頼できる熟練した時計会社を探していたジャガーは、それにふさわしい会社としてLeCoultre & Cieを選んだのです。

事実、ジャガーのデザインは目を見張るものでした。

彼のデザインしたベーシックムーブメントは厚さ1.38mm、ミニッツリピーターは3.2mm、クロノグラフは2.8mmだったのです。

ルクルトはこれらのムーブメント製作に成功します。

ジャガー・ルクルト ムーブメント

そして1907年、ジャガーはパリの宝石・時計会社カルティエと1922年までの専属契約を結び、ジャガーのムーブメントがカルティエの時計に搭載されることが決まりました。

ジャガーとルクルトの協力はこれにとどまらず、Ed Jaeger Limitedという会社をロンドンに設立して、 車のダッシュボードに搭載する計器も共同開発しました。

カルティエとの専属契約期間中でしたが、時計やムーブメントに関する開発ではなかったため、契約違反にはなりませんでした。

 

アトモス:完璧な時を刻む時計

ジャガー・ルクルト アトモス

1928年、アトモスはスイスの発明家ジャン=レオン・ルターによって発明され、ルクルトによって製作が手掛けられました。

アトモスのガラスケースの中には密封されたカプセルが配置されており、そのカプセルの中には室温の変化によって拡張・収縮するクロロエタンガスが充填されています。

アトモスはこの気温変化に伴うガスの伸縮作用で生じる圧力を動力源としており、ほぼ半永久的に動き続けることができます。

1936年から1946年にかけて、ルクルトはアトモスを効率的に製造する方法を開発しました。

アトモスは長く使えるだけでなく、最高の精度も兼ね備えた時計です。

その輝かしい名声から、スイス政府からVIPゲストに渡す公式ギフトとして認定されています。

アトモスのムーンフェイズバージョンは、適温を保てる水平な場所に設置しておけば、3821年で1日の誤差しか生じないほど精巧にできています。

 

レベルソ:反転するスポーツウォッチ

ジャガー・ルクルト レベルソ

1930年代初期、ジャガーとルクルトはまだ別々の会社でした。

当時のインドはまだイギリスの植民地で、現地に派遣されたイギリス人将校にとって、腕時計は時間を知るために必要不可欠なものでした。

しかしポロ競技を楽しむたび、その激しさから時計のガラスが割れてしまうことが多々ありました。

そこで、インドを訪れていたスイス人時計専門家セザール・ド・トレーの元に、ある将校から「ポロ競技でも安全に使える時計を探して欲しい」という依頼が舞い込みます。

ド・トレーが頼りにしたのが、どんな条件のムーブメントでも開発可能なエキスパートという定評のあったルクルトでした。

そして1931年、エドモント・ジャガーとアントワーヌの孫、ジャック・ダヴィッド・ルクルトは、フランス人技術者レネ・アルフレッド・ショボーと協力してこの激しいスポーツに耐えうる時計を開発、ケースが反転する腕時計、レベルソを発表したのです。

1931年の発表以来、レベルソのデザインはほとんど変わっていません。

レベルソは落ち着いたアールデコスタイルが印象的な長方形の時計で、フェイスの上下に配置された艶出しゴドロン装飾以外、ケースに目立った飾りはありません。

ジャガー・ルクルト レベルソ

レザーストラップは表面にアリゲーター革、裏面に柔らかいカーフスキンを使用し、ケースにぴったりマッチしています。

ストラップとケースの間にも、ストラップの端と円錐型のラグの間にも、隙間が開かない構造になっています。

ケースを右に押すとロックが外れ、そのまま右にスライドすることができます。

ケースが完全に右側までくると反転し、フェイスが内側を向きスチール製のケースバックが外側に現れます。

この機能により、ポロのスティックやボールから時計のダイアルを守ることが可能になりました。

このレベルソ開発後の1937年、ジャガーとルクルトは正式に1つの会社となり、ジャガー・ルクルトが誕生しました。

 

ジャガー・ルクルトのムーブメント

ジャガー・ルクルト ムーブメント

ジャガー・ルクルトは、素晴らしい仕上がりの時計だけでなく、エボーシュ、つまり汎用ムーブメントの評判も高い会社です。

超薄型ながら期待を裏切らない頑丈さを誇るジャガー・ルクルトのムーブメントはそのほとんどが1960年代に開発され、そこから更に改良を加えたものも数多くあります。

世界三大ブランドと呼ばれるヴァシュロン・コンスタンタン、パテック・フィリップ、オーデマピゲはじめ多くのトップ時計メーカーが、エドモント・ジャガーの伝統を今に受け継ぐジャガー・ルクルトのムーブメントを採用しています。

その世界三大ブランドが独占的に採用しているのが、キャリバー920です。

1960年代に開発されたこの自動巻きムーブメントは厚さわずか2.45mm、パテック・フィリップが開発したジャイロマックスを採用しています。

ジャイロマックスとは、テンワにウェイトがいくつか付けられ、それが回りながら調整されることで精度のズレを直す機構です。

ウェイトの重い面がテンワの内側を向いているので、早く回転できるようになっています。

キャリバ−920は基本型の他に、デイト付き、デイトとセコンド付き、セカンドタイムゾーン付きの3つのバリエーションがあります。

2000年以降、このキャリバーの権利は同じリシュモン傘下のヴァシュロン・コンスタンタンに移り、キャリバー1120〜1122として受け継がれました。

ジャガー・ルクルト ムーブメント製造

厚さ1.84mmのキャリバー839も、特筆すべきムーブメントです。

性能が似ているキャリバー838と一緒に語られることが多いですが、直径が大きくKIF耐震装置も採用しており、薄くても信頼できるムーブメントです。

この手巻きキャリバ−839はジャガー・ルクルトだけでなく、ショパール(Chopard)、IWC、ヴァン・クリーフ&アーペル(Van Cleef and Arpels)の時計にも搭載されています。

 

ポラリス:クラシックなダイバーズウォッチの再現

ジャガー・ルクルト ポラリス ムーブメント

2018年、1968年に発表したメモボックス・ポラリスの50周年を記念して、新コレクションがリリースされました。

オリジナルのポラリスを忠実に再現した、アラームウォッチコレクションが発表されたのです。

メモボックス・ポラリスのエレガントなケースは直径42mmで、ベゼルの幅が狭いためにダイアル部分が大きくなっています。

この新しいメモボックスには初代メモボックス同様、珍しい並びの竜頭が3つ付いています。

一番上、2時方向に付いている竜頭を回すとアラーム用のゼンマイを巻き上げることができ、一段引き出して回せばアラーム日時を設定することができます。

一段引き出した状態で時計回りに回せばアラーム日付を、反時計回りに回せばアラーム時刻を設定することができます。

真ん中の竜頭は、双方向に動かすことのできるカウントアップ・インナーベゼルを操作することができます。

そして一番下の竜頭は、時刻を設定する通常の竜頭です。

ジャガー・ルクルト ポラリス

針とアラビア数字/アワーマーカーには発光塗料であるスーパー・ルミノバが塗布され、ざらざらした質感のダイアルが反射を抑えています。

アラーム音を反響させる空間がケースバックに設けられているためケースは15.9mmと分厚くなっていますが、他のアラーム時計の耳障りな音とは違い、大きなケースにふさわしい深くて心地の良い音が鳴り響きます。

初代メモボックスはダイバーズウォッチでしたが、2018年の新作にはねじ込み式竜頭がついておらず、ジャガー・ルクルトは水中での取り扱いに注意するよう促しています。



ジャガー・ルクルト
超薄型の高級ムーブメントだけでなく、ビンテージスタイルの優雅な時計も作り出してきたジャガー・ルクルト。

昔も今も、そしてこれからも、素晴らしい時計とムーブメントを世に送り出す時計メーカーとしてその名を轟かせることでしょう。


 

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ショップについて

店長 妹尾満隆

おじいちゃんが骨董品が好きなことにより、子供の頃からアンティークの商品に携わっていました。

百貨店に行っては手巻きの時計を購入してきて、飾り棚の中にいろんな時計が飾られてました。

当時はあまり機械式の時計に興味がなかったのですが、大人になった時におじいちゃんがコレクションするくらい魅力があるものだと理解できるようになりました。

私は置き時計よりも、腕時計が好きでさらにクロノグラフが好きです。

私のショップは、そんな手巻きのクロノグラフが好きな方のためのショップになっています。

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クロノグラフ腕時計とは!?タキメーター・スプリットセコンド・フライバック全て解説します!

クロノグラフとは?


そもそもクロノグラフってなんなんだろう!?

そういった疑問を持ってこちらのページに辿り着いたと思います。

確かに私もクロノグラフのことを知るまでは単に文字盤がかっこいい時計だなぁ・・・

くらいにしか思ってませんでしたしね。

もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね。

ですが、安心してください。

実際のところクロノグラフを腕にはめる方はほとんどの場合クロノグラフの機能を
使ってませんのでデザイン性が先行して購入されていますので結局はかっこいいからということになりますよね。

はい、というわけでクロノグラフってなんなんだということを解説します。

クロノグラフとは簡単に言うと

ストップウォッチの機能がついた腕時計です。

簡単に言ってしまえばこうなりますがこれだけの情報じゃ満足でないあなたのためにもっと
詳しく解説していきますね。




まずはタキメーターを解説していきますね。
 

クロノグラフ機能タキメーターとは



ブライトリング タキメーターの文字盤
ブライトリングクロノマットエボリューションのタキメーター目盛り


タキメーターの目盛りは、通常ベゼルか文字盤の外側に500から60までの数字で示されています。
タキメーターは、ある一定距離を移動するのにかかったスピード、または逆にある一定時間に移動した距離を計測するよう設計された便利な仕組みです。
スピードや距離だけでなく、タキメーターは定期的に計測できるものなら何でも、一時間に可能な作業の平均量を求めることもできます。

わかりやすい例を見てみましょう。
周回するレーシングカーのスピードを計測したいとします。
コースは正確に1マイルで、ドライバーは一定した周回ラップで走行しています。
ドライバーがスタートしたらクロノグラフをスタートさせ、一周したところでストップさせます。
秒針はタキメーター上のどこを指しているでしょうか?
ドライバーが周回するのに25秒、タキメーターの目盛り上は145の位置までかかりました。
これは、ドライバーは時速145マイルで走行したことを意味しています。

ブライトニング 腕時計 タキメーター クロノグラフ

タキメーターでのスピードの計測の仕方
もしキロメーターを基準に測ったとすると、結果も同様にキロメーターになります。
タキメーターは、計測する単位とは独立して機能します。したがって、リーグであろうが、マイル、ハロンでであろうが、タキメーターで測ることができます。
単位さえ統一されていれば、タキメーターは正確に計算するでしょう。


ロレックス デイトナ ステンレス製クロノグラフ


ここでもうひとつ、スピードではなく距離を測るためのタキメーターの使い方を紹介します。
時速70キロのボートでクルージングしているところを想定してください。

そして現在地からちょうど1キロメートル先に宝箱が沈んでいるとしましょう。
時速70キロを維持しながらクロノグラフをスタートさせ、秒針がタキメーターの70の位置に来た時、丁度1キロメートル進んだことになります。

タキメーターは、一秒に発生するどんな事象も1時間あたりの成果として換算できます。
タイピングをしていて、一時間にどれくらいの文章をタイプできるかを考えてみます。
クロノグラフをスタートさせ、一行分タイプした後、クロノグラフをストップします。

10秒が経過しており、タキメーターの目盛りは360を示していました。これはあなたが一時間にタイプできる文の数になります。

ロレックス デイトナ 18Kクロノグラフ





分積算計付きクロノグラフ

クロノグラフは 、通常の時計機能とは独立したクロノグラフ針(Chronograph hand)がついており、ボタンを押すことで、スタート、ストップ、ゼロへのリセットができます。

クロノグラフ針は、通称クロノハンド(Chrono-hand)とも呼ばれ、多くの場合、クロノグラフ針は長い秒針で、時計の文字盤の時間針と秒針の間にあり、12時ちょうどの位置がゼロとなります。

スタートさせると、クロノグラフ針は細かく動き出します。

この細かな動きの一つ一つは、文字盤最小ひと目盛りの角度(1/5秒=0.2秒)を表すため、もっとも細かい1/5秒を読み取ることができます。

クロノグラフの文字盤 1/5目盛り

この動きは、時計の構造によるもので、バランスホイールが1秒間に5振動、または1時間に18000振動するからです。

ひとつひとつの動きの間に少しの静止時間ができますが、エスケープメント(調速機構)が振動ごとにエスケープメントホイールの歯1つを動かすため、ホイールトレイン(動力を伝達する一連の歯車、歯車の列)も”逆戻り”します。

この際、ホイールトレインの”逆戻り”の動力は、クロノグラフのホイールトレインに直接伝達されるため、クロノグラフ針ははじめに大きく振れ、”逆戻り”することが目で確認できます。

分針と時間針はどちらもこの逆回転をしていますが、振れ幅がとても小さいため、目視では確認できません。後に作られた腕時計クロノグラフは1800振動/時以上の回転率なので、これにより秒針の動きはより細かくなります。

通常は、分を刻む目盛りがもっとも細かい1/5(秒)示クロノグラフ針用に、分刻むダイアルの外側にクロノグラフ針用の目盛りがあることもあります。

文字盤 1/5目盛り 分目盛りの外

また、クロノグラフ針と分積算計の両方が示されている文字盤はよくあるデザインで、分積算計はクロノグラフ針が一周(60秒)したら、分積算計はひと目盛り進みます。このようにして、数分間の計測が可能です。

クロノグラフを起動させるボタンは、初期のモデルではクラウン(リューズ)の中、もしくはケース(ダイアルを納めているパーツ)の側面の2時または4時の位置につけられています。このほかにも、クラウン自体の操作でクロノグラフが起動できる仕様もあります。この場合、ワンボタンクロノグラフと呼ばれ、スタート、ストップ、リターンなどのすべての機能は同じ順序での仕様です。

Vintage Universal Watch ワンボタンクロノグラフvintage BULOVA ワンボタンクロノグラフ

クロノグラフを起動させるボタンは初期のモデルではクラウン(リューズ)の中、もしくはケース(ダイアルを納めているパーツ)の側面、2時または4時のポジションにみられます。このほかにも、クラウン自体の操作でクロノグラフが起動できる仕様もあります。この場合、ワンボタンクロノグラフと呼ばれ、スタート、ストップ、リターンなどのすべての機能は同じ順序での仕様です。

2つのボタン付きクロノグラフ

1934年に、G.-Leon Breitling の会社が初めて2つのボタンがついたクロノグラフ腕時計(特許No. 172129)を発表しました。

このデザインでは、2つのボタンは、それぞれクラウンが付くケースの2時と4時の位置にあります。2時にあるボタンはクロノグラフのスタートとストップができ、何度でも好きなだけ繰り返すことができます。また、4時のボタンは、ストップしたあとに、ゼロに戻すボタンです。これは新しいクロノグラフの機能だったため、すぐに他の生産者に受け入れられました。追加機能付きクロノグラフとして、または似たような謳い文句を使って宣伝広告されることもあります。

この2つのボタンにより、一連のプロセスの中で、何度にも分けて合計タイムを計測することが可能になりました。すべて計測し終わった時のみ、クロノグラフをゼロに戻せば良いのです。その都度ゼロに戻さず、数回に渡る合計時間を計測することはワンボタンクロノグラフでは不可能でした。

ただ、2つボタンのクロノグラフは元々腕時計として開発されたものではありませんでした。もしろ、G.-Leon Breitlingの会社(スイス、ラ・ショー=ド=フォン)は、1923年にこの2つボタンの仕様を懐中時計として特許を取得しています(特許No.105532)。1934年になって初めて、腕時計クロノグラフとしての特許を2つ取得しました(特許No.172129、No.175564)。

BREITLING プレミア 2つボタン付きクロノグラフ

時間積算計付きクロノグラフ

ほとんどの腕時計クロノグラフは、9時の位置にスモールセコンド (60秒で一周する普通の時計の秒針)が付いています。そして、分積算計が3時の位置にあり、10、20、30分の目印が付いています。

その他、スモールセコンドが6時の位置に、分積算計が12時にあるデザインもあります。
 

クロノグラフ針は1分で一周してしまいます。 

クロノグラフ針が何周したのか、つまり何分経過したのかは、30分積算計でみることができ、30分間の計測結果を表示します。

同じように、30分計の針が何周したのかを表示するのが、12時間積算計です。

9時の位置には常に動いて要るスモールセコンドが、3時の位置には30分積算計が、6時の位置にあるのが12時間積算計です。

Parmigiani 3ダイヤル付きクロノグラフ

1939年に、Mido (スイス、ビエンヌ)はスモールセコンドの針が中心から出る腕時計クロノメーターを発売しました。このデザイン(特許No.209685では)は、4つの針が全て文字盤の中心に付けられています。

MIDO マルチセンタークロノ

時計として機能する2本の針は一番下に、スモールセコンドがその上に、クロノグラフ針は一番上につけられています。一般的に、文字盤に追加の表示をしなくても良いように、スモールセコンドの針の形や色は、他の針と違うものが使われます。この針は十分に長いため、通常の分表示が計測用にも用いられます。クロノグラフ針用として、最も細かい1/5秒の目盛りで示されます。

スプリットセコンドクロノグラフ

2つの時間を計測出来るのがスプリットセコンドクロノグラフです。

スプリットセコンドクロノグラフまたはスプリットセコンドハンドと呼ばれる2つ目の計測針がつけられた腕時計は、これまでの懐中時計にとって変わる存在となりました。

このようなダブルクロノグラフの歴史はパリのJoseph Thaddäus Winnerl (1799-1886)が展示した1870年頃までさかのぼります。

すでに懐中時計のデザイン、特許は数多くあったため、機能を保ったままいかに小さく作るかが焦点でした。

Blancpain スプリットセコンドクロノグラフ

通常、スプリットセコンドクロノグラフは3つのボタンがついており、このうち2つはこれまで通りの機能を果たします。ケース側面につく2時の位置のボタンはスタートとストップ、4時の位置のボタンでゼロリセットです。

3つ目のボタン(スプリットボタン)は10時の位置あり、スプリット針をコントロールします。
 

スタートさせると、クロノグラフ針とスプリット針は同時に動き出します。
スプリットボタンが押されると、スプリット針のみが止まり、クロノグラフ針は動き続けます。
再度スプリットボタンが押されるとスプリット針は瞬時にクロノグラフ針に追いつき、一つになって動き出します。
この部分的な時間の計測は、何度でも可能です。

2時の位置のボタンは一度押すと両方の針をストップさせ、2回目のプッシュで、両方の針をスタートさせます。
これも何度も繰り返すことができます。
両方の針がストップしたあとに、4時の位置のボタンを押した時のみ、2本の針はゼロ戻り、計測を終了することができます。
 

スプリット針がすでに止まっていて、クロノグラフ針と違うポジションにあった場合、クロノグラフ針はゼロに戻り、スプリット針はその位置に留まります。
スプリット針もゼロに戻したい場合は、クラウンにあるスプリットボタンを押す必要があります。

このボタンは、クロノグラフ針がゼロにあったとしても、それに追いつく機能があります。

これで、二つの針は同じ位置に再び戻ったことになります。

スプリットセコンドクロノグラフは、分積算計のみもしくは分積算計と時間積算計のダイアルをもちます。

George Dubey とRene Schaldenbrand (La Chaux-de-Fonds 、スイス)は、簡略化したスプリットセコンドクロノグラフの型特許(特許No.260791)を取得しました。これでは、2本とも静止可能なクロノグラフ針がついており、これらは細いバネで直結されているのが目で確認できます。

スプリット針は、スプリットボタンが押し続けられている間は静止します。ボタンから手を離すと、バネの跳ね返りによりスプリット針に追いつきます。このシステムでは、60秒以内までの計測しかできません。このスプリットセコンドクロノグラフは、分積算計が示されています。
 

シングルスプリットセコンドクロノグラフ

“正真正銘”とも言えるシングルスプリットセコンドクロノグラフは、文字盤を見ただけではそれとは判断できません。見た目は一般的なクロノグラフで、クロノグラフ針と2つのボタンが通常通りの配置でついています。

ただ、2時の位置にあるボタンで、スタート、ストップ、ゼロセッティングの3つすべてが機能します。4時の位置のボタンは、スプリットセコンドとして操作するためのもので、1度目に押され続けている間、クロノグラフ針は止まります。

ボタンを離すと、クロノグラフ針はボタンが押されなかった場合にあると思われる場所へと瞬時に動きます。

例えば、スタートして20秒後に、10秒間停止させたとします。

ボタンから手を離すと、再びストップさせない限り、針は20秒の位置から30秒の位置へと、まるで何も起こらなかったかのように瞬時に移動します。

停止時間はやはり60秒以内に限られます。60秒以上では、時計自体が止まってしまいます。

一般的に、シングルスプリットセコンドクロノグラフは、 他のシンプルなクロノグラフで読み取れる1/5秒の目盛り以外に、文字盤上に特別な印があるわけでもありません。

タグホイヤーのシングルスプリットセコンドクロノグラフ
タグホイヤーのシングルスプリットセコンドクロノグラフのムーブメント

計測をする上で欠かせないフライバッククロノグラフ

フライバック・クロノグラフというのは、クロノグラフの計測をしているときに、リセットボタンを押します。

そのことにより、クロノグラフの秒針がサッとゼロの位置まで飛んで帰ることから、フライバックと名付けられた機能です。

さらに、フライバックしてすぐに次の計測をスタートしてくれるとても特殊な機能を持っています。

計測を何度も繰り返すようなときには、とても使いやすい抜群の操作性を誇るのです。

もともと、このフライバック・クロノグラフという機能は、空軍パイロットのために開発された機能なのです。

パイロットは、方向転換するたびに飛行時間を計測しなくてはいけません。

他にも、着陸待ちの旋回時間などの計測が必要となってきます。

スピーディーに、何度も計測を繰り返すことができるので、パイロットユースとして使われることが多いのです。

しかし、フライバックという機能は、一般的なクロノグラフよりも、ずっと複雑なメカニズムとなっています。

 

ゼニス レインボー・フライバック

ゼニス フライバック機能を搭載したクロノグラフを一般的にしたモデル
ゼニス フライバック機能を搭載したクロノグラフを一般的にしたモデル

1997年に作られた、このレインボー・フライバックはフランス空軍の協力を得て作られたものでした。

もともとは、パイロットウォッチとして開発されたのです。

パイロットウォッチとして使われていたモデルのときは、30分計が3色のゾーンに分けられていました。


 

フライバック・クロノグラフの操作方法

フライバック・クロノグラフのスタートとストップのボタンは右側上部にあります。

このプッシュボタンの操作方法は、フライバック・クロノグラフも他のクロノグラフも変わらないのです。

計測をスタートするときにボタンを押すと、クロノグラフ針が動き始めます。

そして、再度ボタンを押すとクロノグラフ針はストップするのです。

クロノグラフ針がストップしてから、今度はリセットボタンを押すとクロノグラフ針は、ゼロの位置に戻ります。

けれど、リセットボタンではなく、再びこのボタンを押すと、そこから計測を再スタートしてくれるのです。

リセットボタンの操作方法

リセットボタンと言えば、一般的なクロノグラフで言えば、動いていたクロノグラフ針をゼロの位置に戻す、リセットするためのボタンです。

言葉の意味としても、そうではないでしょうか。

しかし、フライバック・クロノグラフにおいて、リセットボタンというのは他の機能も持つのです。

作業中にこのリセットボタンを押します。

すると、やはりクロノグラフ針はすぐにゼロの場所へと戻っていきます。

このときに、リセットボタンを押していた指を離すと、そのまま再度計測を開始してくれるのです。

いちいち、スタートボタンを押してクロノグラフ針をスタートさせ、もう一度同じボタンを押してストップさせ、リセットボタンで戻し、スタートボタンさリスタートさせる。

通常のクロノグラフは、こういういくつもの操作が必要です。

しかし、このフライバック・クロノグラフであれば、最初にスタートボタンを押したあとは、すべてリセットボタンを1度押すだけで済んでしまうのです。

何度も計測をしなくてはいけない場合、とても便利で適したモデルと言えるのではないでしょうか。

フライバック機能を搭載しているモデルたち

ランゲ&ゾーネ ダトグラフ

ダトグラフ シースルー仕様となっているモデル
ダトグラフ シースルー仕様となっているモデル

ラップタイムを計測するときに、一番起こりがちなのが誤読です。

起こりがちなミスではありますが、大きなトラブルにもなりかねない問題です。

そんな誤読を軽減するために生まれたクロノグラフがあります。

それが「プレシジョン・ジャンピング・ミニッツ・カウンター」を搭載している、このダトグラフなのです。

裏面はサファイアクリスタルでできていて、シースルーになっています。

さらに手巻きで、プラチナケース&革ベルト、価格は595万円と高価なモデルとなっています。

 

モーリス・ラクロア マスターピース グランギッシェ フライバック

マスターピース ビッグサイズデイトを搭載しているモデル
マスターピース ビッグサイズデイトを搭載しているモデル

機械式時計の新鋭と言えば、やはりモーリス・ラクロアなのではないでしょうか。

モーリス・ラクロアの特徴としては、その斬新なアイディアにあるのかと思います。

これまでなかったようなアイディアに満ちた時計を、数多く開発しているブランドです。

そんなモーリス・ラクロアが自信を持って発表したのが、このクロノグラフです。

フライバック機能だけではなく、デイトはビッグサイズ。

機能もデザインも圧巻の存在感を示すクロノグラフとなっています。

自動巻きで、SSケース&革ベルト、価格は47万円です。

 

ブランパン クラシック・フライバック

ブランパン 見やすくて大きな針が特徴
ブランパン 見やすくて大きな針が特徴

ミリタリーな雰囲気を漂わせるクロノグラフです。

文字盤はブラックでシック。

アラビア数字のインデックスと、針は、やや大きめで見やすいデザインとなっています。

9時の場所には12時間計が、3時の場所には30分計が、そして6時の場所にはカレンダーがついています。

自動巻き、SSケース&革ベルトで価格は98万円です。

 

ブライトリング シャドウ フライバック

ブライトリング タキメーターが装備されているモデル
ブライトリング タキメーターが装備されているモデル

自動巻きでカレンダーがついたモデルとなっています。

10分計や3時間計だけではなく、ベゼルに4つのツメがついたライダータブと呼ばれるものも付いています。

さらに、両方向回転ベゼルという操作性に優れたモデルとなっています。

このモデルは、もともと航空パイロットが操作しやすいようにと開発したモデルなのです。

ブライトリングの傑作とも言われているクロノグラフです。

タキメーターが、文字盤の外側に付いています。

SSケース&ブレスで価格は44万円です。

 

ブレゲ TypeXX トランス アトランティック

ブレゲ フランス海軍からの要請により開発されたモデル
ブレゲ フランス海軍からの要請により開発されたモデル

1994年には、自動巻きムーブメントが搭載されたモデルとなっています。

もともとは、フランスの海軍から開発要請を受けて作られたのがパイロットウォッチ「TypeXX」となっています。

その後、この「TypeXX」は進化をします。

進化したモデルがこの「TypeXXトランスアトランティック」なのです。

いわゆる第四世代と呼ばれるこのモデルは、日付表示が採用されています。

自動巻き、18KYGケースで価格は195万円となっています。

 

2100フライバック クロノグラフ

ブランパン 日本だけで販売された限定モデル
ブランパン 日本だけで販売された限定モデル

文字盤はホワイトでグレーのインデックスというこのデザインは、スタイリッシュで洗練された雰囲気を醸し出しています。

さらに、裏側はシースルー仕様となっています。

2100シリーズですが、こちらのモデルは日本でのみ販売された限定モデルなのです。

このモデルに搭載されているクロノグラフ・ムーブメントは、なんと世界最小の体積。

自動巻き、SSケース&ラバーベルトで110万円となっています。
 

クロノグラフ機能テレメーター

音と光の時間差から距離を割り出す機能をテレメーターと言います。
例えば、雷が光ったタイミングでクロノグラフを作動させて音が鳴ったタイミングで
停止させるとどれくらいの距離が離れているのかを測定する事が出来ます。

現在ではこのような使い方くらいしか使い道はありませんが第2時世界大戦中は
砲撃の距離を図るために使う大事な機能でした。
 

クロノグラフ機能パルスメーター

脈拍を図るための表示がパルスメーターになります。
タキメーター、テレメーターと同様古い歴史を持つ機能です。

基本的にこの機能を使うのは医師や看護師だけなので搭載されている時計自体が少なく
現在では中々見かける事の出来ない腕時計になっています。


クロノグラフ機能デジマル

10進法を用いた表示方法でこちらの機能もほとんどのクロノグラフに
搭載されることはありませんでした。

主な使用方法としては、生産管理や航海等になります。
そのためケースも当時としては珍しい防水機能が設計されています。

いかがでしたでしょうか?
クロノグラフは腕時計にストップウォッチ機能をつけただけなのですが
実際にはたくさんの機能が搭載されているのが分かったと思います。

クロノグラフの機能が分かったところで中々実生活で使うところはないかもしれませんが
頭の中で分かっているだけでもクロノグラフの魅力にもっと引き込まれてしまいますよね。

 

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