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ブライトリング ナビタイマー:飛行士の時計


ブライトリング ナビタイマー ガストン・ブライトリング

あるいくつかの腕時計は、必然的に時計の世界での歴史風景の一部となっています。

それら伝説の腕時計たちは歴史の中で鍛え上げられ、時計文化を完成させるためには無視することが出来ないものになっています。

それらは大抵有名ブランドのものでありますが、それだけではありません。

G-ショック、オメガ スピードマスター、もしくはタグホイヤー モナコなど伝説の時計は色々とありますが、本日はブライトリング ナビタイマーの歴史について検討してみましょう。

この熱狂的ファンも多い腕時計は、計算尺付きの文字盤と多くの飛行士たちの腕に巻き付いて世界を縦横無尽に飛び回ることで良く知られるところとなっています。


 

ブライトリングの起源


2014年、ブライトリングは生誕130周年を迎えました。

この名高いスイスの工場は1884年にジュラ地方に設立され、創設者のレオン・ブライトリングは当初から非常に緻密な技術に没頭していました。

メーターとクロノグラフの着想はスポーツ競技や自動車、飛行機用途に使用されました。

ブライトリングが初の腕時計型クロノグラフを発売したのは1915年のことでした。

独立したクロノグラフ用の押しボタンも同時に開発します。

数年後の1923年、ブライトリングはこのシステムを改良して「スタートとストップ」と「0に戻す」の機能を分離させます。


ブライトリング 初期ナビタイマー


この特許技術はその後も更新されていきます。

この改良は物理的には1934年に完成し、2つ目の押しボタンが作り出されて今日われわれが知るクロノグラフの腕時計のデザインとなります。

1969年にはもう一つの革命的事項として、自動巻きクロノグラフの概念を始めて打ち立てます。

当初からの信条を忠実に守りながら、ブライトリングはイギリス空軍のコックピットやNASAの宇宙飛行士の腕時計、その他にも様々なところで今日と同様に使用されるようになりました。


 

その後のナビタイマーの歴史

ブライトリング 計算尺付きナビタイマー


1952年、ブライトリング ナビタイマーは本物の飛行士用腕時計として生まれました。

その名前はシンプルに「ナビゲーション」と「タイマー」を短縮したものです。

1942年に回転計算尺がついたクロノマットモデルに改良され、ナビタイマーは航空にかかわるすべての操作、燃費、上昇時間、マイル・海里・キロメートルへの変換などを、他の道具を使わず解決することが出来るようになりました。

すべての初期ナビタイマーの文字盤にAOPA(オーナーパイロット協会)のロゴが入っているのも偶然ではありません。

初期のモデル(806参照)はムーブメント(動力機構部分)は機械式で手動巻きの設備を持っており、ビーナス176の生産は外部委託されています。

1954年に発表された限定シリーズである806はバルジュー72のムーブメント(ロレックスデイトナと同じ)を推進しました。

コレクターの間で非常に好まれるモデルです。

後に、その成功はスイス大使とスイスの広告業者ジョルジュ・カスパリを使用した素晴らしいマーケティングにより確実なものになります。

飛行士と国際的航空専門ベンダーに的を絞ったキャンペーンを行い、航空広告の発展により需要が急激に広がりました。



ブライトリング ナビタイマー


1957年のいくつかのボーイングの機体、707(ジョン・トラボルタが所有しているタイプ)などにはブライトリングとサインが入った航空機器が搭載されていました。

そしてNASAのオーロラセブン号に乗り込んだアメリカ人宇宙飛行士スコット・カーペンターの腕にはブライトリングのナビタイマーがはめられており、これが宇宙旅行をした初めての腕時計式クロノグラフのモデルとなりました。

伝説が生まれ、この時計は熱狂的ファンの崇拝の対象になりました。


 

腕時計の先駆者

ブライトリング ナビタイマー内部(ムーブメント)

この間、時計産業は革新を続けており、ムーブメントはロレックスが開発した自動巻きが3針腕時計では標準になり、同時に曜日・日付・月の位相を表示できる簡単なコンプリケーション腕時計が一般的になりました。

ブライトリングはバルジュー7740用のビーナス178を取り換え、日付を表示するコンプリケーションを装備させ、生産をコンピューター支援にすることを決めます。

しかし1969年以降、クロノグラフの自動生産に大きな進歩はありません。

伝説のムーブメント11号はDépraz & Cie社で働きジャック・ボイヤーとウィリー・ブライトリングとのコラボレーションをしていたジェラール・デュボワのおかげで日の目を見ることになります。

ビューレン時計社の基盤と、モジュールのメカニズムを加えた極小回転子を備えた自動巻きムーブメントを使用して初の自動巻きクロノグラフは生まれました。

この手法の構想は、なぜ回転錘は開いている腕時計のケースに入れると見えなくなるのかを説明しています。

リューズは左にあり、押しボタンが右にあるというこのムーブメントの小さな特徴が、徹底的に腕時計の外観を変えることになります。

文字盤はバイ・コンパックスからトリ・コンパックスに変わりました。


ブライトリング ナビタイマー デジタル版


 

ブライトリング ナビタイマーの死と再生


1970年代に入り、すぐに日本からクォーツ式の腕時計が到来します。

時計産業が危機に陥り、ブライトリングはナビタイマーのデジタル版の発想で対抗します。

それもむなしく売り上げは急降下し、1970年代末はスイスブランドの終わりの年となり、強制的に工場は閉鎖され売りに出されてしまいます。

ドイツの時計会社ジンはこの好機を利用してナビタイマーのすべての部品を買い集め、同時にジンのロゴを付けた正規版の販売のために文字盤を使う権利も購入します。

1978年には航空機ファンである手ごろな腕時計ブランド「シクラ」の所有者がブランドを買い取り、1982年に新しい命を吹き込みます。

1990年代初めに彼の計画はうまく機能し、機械式の時計が新しい追い風に乗ります。

新バージョンのナビタイマーが作り出され、高名なバルジュー7750が装備されます。

数々のバージョンが発売されましたが、11号は見通しが立っていません。



ブライトリング ナビタイマー自動巻の内部(ムーブメント)

2009年にブライトリングは重大な一歩を踏み出します。

悪い歴史には終わりをつげ、新しいムーブメント、ブライトリング01を発表しました。

正真正銘自社製のクロノグラフのムーブメントは構造も統合されていて(モジュール無し)、クロノメーターはスイス公式クロノメーター検査協会(COSC)に保証されています。

一番最近の進展は、2014年にケースが42mmから46mmになり、大きい直径の腕時計需要の増大に答えたことです。

その後ナビタイマーは常にあこがれの対象となり飛行士たちに選ばれる腕時計であるという地位を保っているのです。

ジョン・トラボルタは大使となり、数々の空軍が自軍の飛行士たちに装備させています。




ブライトリング ナビタイマー正面(文字盤)
ブライトリング ナビタイマー斜めの画像
ブライトリング ナビタイマー横(竜頭)
ブライトリング ナビタイマー 裏面内部のムーブメント





次に、ブライトリングの最新情報についてお伝えします(2016年2月時点の情報です)。


 

スイス航空と時計店ブライトリング、ボーイング777を一緒に飛ばす


ブライトリング ナビタイマー スイス航空

スイス航空はちょうど新しい大将ともいえる飛行機を受け取ったばかりです。

ボーイング777-300ER、もしくは親しみを込めて「トリプルセブン」と呼ばれる機体です。

この空のモンスターとも言える機体は一回のフライトで340人の乗客を1万1000キロメートル近く運ぶことが出来るのです。

比較すると、スイス航空で一番大きな機体はこれまでエアバスA340-300であり、席数は219席に限られていました。

トリプルセブンは民間の航空機として数々の記録を保持しています。

世界で一番長い飛行機であり(エアバスA340が73メートルに対して73.9メートル)、存在する中で一番大きく力のある一対のジェットエンジンを備えており、直径も3.2メートルに達します。

燃料の消費もA340より23パーセント抑えることが出来ます。

2月21日からはスイスからニューヨーク、モントリオール、香港、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンパウロとバンコクへの運航を段階的に開始します。

「本物の」飛行機、とこの飛行機を操縦できるスイスの飛行士である機長アンドレアス・ボナーが我々に説明しています。

「トリプルセブンにはまだ本物の操縦桿が取り付けられている。競争相手の飛行機はコンピューターに補助されたジョイスティックの助けを借りて操縦するにも関わらずだ。」


スイス航空 ボーイング777

時計店ブランドブライトリングの舞台に移りましょう。

この2つのスイスの会社は確固としたパートナーシップによりこの空の巨人を就航させることを決めました。

歴史的にも、型式としても、またこのグレンヘンに本拠を置く時計店のマーケティングとしても誰も疑う余地のない2社の接近は、飛行機によって結び付けられたものでした。

正に文字通り空に放たれた、2社の代表者であるスイス航空の最高執行責任者Markus Binkertとブライトリングの副社長ジャン=ポール・ジラルダンはこのコラボレーションのいくつかの特権事項について明らかにしました。

この時のために、ボーイング777はもちろん長距離用の機体ではありますが、通常のA321がスイスの巨大な新生児に置き換わるところを見届けたい定期便の乗客のためにロンドンに寄り道をします。

このパートナーシップによりブライトリングはスイス航空の「公式内蔵タイムキーパー」に就任します。

機内の座席に備え付けの画面上には時計のディスプレイ表示がされているのです。



ブライトリングナビタイマーボーイング777限定版

2つのブランドの標章を持つ腕時計の発売の特殊性は、その売り出し方法にあります。

スイス航空の機内のみでの販売なのです。

ブライトリングナビタイマースイス航空ボーイング777限定版は777個製造され、7,077スイスフラン(777スイスフランの間違いではありません)で販売される予定です。

このクロノグラフは鋼鉄製で文字盤が黒く、その秒針は薄い赤に着色されており、先端には小さな飛行機が飾られています。

裏にはボーイング777-300ERと同時にスイス航空のロゴが刻まれており、ブライトリング自家製のムーブメント、ブライトリング01を守っています。

ナビタイマーのようなベースとなるモデルがこの特別シリーズの推考に寄与したことは当然のことです。

1952年の発売から、ブライトリングは「飛行士のための腕時計」という立場を十分に確立してきました。

ジャン=ポール・ジラルダンが想起するように、1930年代初期の飛行機愛の歴史はブライトリングが英国空軍の飛行機に正式に採用されたことに始まりました。

60年間途切れることなく生産を続け、ナビタイマーはすべての航空に関する操作を解決する計算尺のベゼルを備えています。

マイルとキロの変換、燃料の計算、回転速度の計算など・・・。

今日では飛行士たちはコンピューター端末を利用しますが、ナビタイマーの魅力は正にそこにあり、ナビタイマーはかつてないほど熱狂的ファンの崇拝の対象となっています。



注目していただきたいのは、スイス航空の機内で購入する際には、腕時計の引き渡しは機長自らが、高度1万メートルの地点で行い、自らの手でサインをした証明書を付けてくれるということです。

粋な計らいですよね。



ブライトリングナビタイマースイス航空ボーイング777限定版 裏

 

スイス航空ボーイング777-300ER


乗客:  340名(エアバスA340-300は219名)
行動半径:10,700km
エンジン:ゼネラル・エレクトリック製ジェットエンジン2台(世界一大きい航空機用ジェットエ
     ンジンで直径3.2メートル)
乗務員: 17名(飛行士3名、客室乗務員14名)
最高速度:時速945km 全長:73.9m(A340は73m)
高さ:  18.5m
翼幅:  64.8m
離陸時の総重量:351.5トン

 

ブライトリングナビタイマースイス航空ボーイング777限定版


ムーブメント:ブライトリング01、クロノメーターは公式にCOSC(スイス公式クロノメーター
       検査協会)の保証付き、振動数28,800回、47石、クロノグラフ1/4秒、トータリ
       ゼーター30分計と12時間計、カレンダー付
ケース:   鋼鉄製 3気圧防水
ベゼル:   回転ベゼル回転計算尺
ガラス:   ドーム型サファイア、両面無反射
直径:    43mm
文字盤:   黒
ブレスレット:皮

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ショップについて

店長 妹尾満隆

おじいちゃんが骨董品が好きなことにより、子供の頃からアンティークの商品に携わっていました。

百貨店に行っては手巻きの時計を購入してきて、飾り棚の中にいろんな時計が飾られてました。

当時はあまり機械式の時計に興味がなかったのですが、大人になった時におじいちゃんがコレクションするくらい魅力があるものだと理解できるようになりました。

私は置き時計よりも、腕時計が好きでさらにクロノグラフが好きです。

私のショップは、そんな手巻きのクロノグラフが好きな方のためのショップになっています。

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クロノグラフ腕時計とは!?タキメーター・スプリットセコンド・フライバック全て解説します!

クロノグラフとは?


そもそもクロノグラフってなんなんだろう!?

そういった疑問を持ってこちらのページに辿り着いたと思います。

確かに私もクロノグラフのことを知るまでは単に文字盤がかっこいい時計だなぁ・・・

くらいにしか思ってませんでしたしね。

もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね。

ですが、安心してください。

実際のところクロノグラフを腕にはめる方はほとんどの場合クロノグラフの機能を
使ってませんのでデザイン性が先行して購入されていますので結局はかっこいいからということになりますよね。

はい、というわけでクロノグラフってなんなんだということを解説します。

クロノグラフとは簡単に言うと

ストップウォッチの機能がついた腕時計です。

簡単に言ってしまえばこうなりますがこれだけの情報じゃ満足でないあなたのためにもっと
詳しく解説していきますね。




まずはタキメーターを解説していきますね。
 

クロノグラフ機能タキメーターとは



ブライトリング タキメーターの文字盤
ブライトリングクロノマットエボリューションのタキメーター目盛り


タキメーターの目盛りは、通常ベゼルか文字盤の外側に500から60までの数字で示されています。
タキメーターは、ある一定距離を移動するのにかかったスピード、または逆にある一定時間に移動した距離を計測するよう設計された便利な仕組みです。
スピードや距離だけでなく、タキメーターは定期的に計測できるものなら何でも、一時間に可能な作業の平均量を求めることもできます。

わかりやすい例を見てみましょう。
周回するレーシングカーのスピードを計測したいとします。
コースは正確に1マイルで、ドライバーは一定した周回ラップで走行しています。
ドライバーがスタートしたらクロノグラフをスタートさせ、一周したところでストップさせます。
秒針はタキメーター上のどこを指しているでしょうか?
ドライバーが周回するのに25秒、タキメーターの目盛り上は145の位置までかかりました。
これは、ドライバーは時速145マイルで走行したことを意味しています。

ブライトニング 腕時計 タキメーター クロノグラフ

タキメーターでのスピードの計測の仕方
もしキロメーターを基準に測ったとすると、結果も同様にキロメーターになります。
タキメーターは、計測する単位とは独立して機能します。したがって、リーグであろうが、マイル、ハロンでであろうが、タキメーターで測ることができます。
単位さえ統一されていれば、タキメーターは正確に計算するでしょう。


ロレックス デイトナ ステンレス製クロノグラフ


ここでもうひとつ、スピードではなく距離を測るためのタキメーターの使い方を紹介します。
時速70キロのボートでクルージングしているところを想定してください。

そして現在地からちょうど1キロメートル先に宝箱が沈んでいるとしましょう。
時速70キロを維持しながらクロノグラフをスタートさせ、秒針がタキメーターの70の位置に来た時、丁度1キロメートル進んだことになります。

タキメーターは、一秒に発生するどんな事象も1時間あたりの成果として換算できます。
タイピングをしていて、一時間にどれくらいの文章をタイプできるかを考えてみます。
クロノグラフをスタートさせ、一行分タイプした後、クロノグラフをストップします。

10秒が経過しており、タキメーターの目盛りは360を示していました。これはあなたが一時間にタイプできる文の数になります。

ロレックス デイトナ 18Kクロノグラフ





分積算計付きクロノグラフ

クロノグラフは 、通常の時計機能とは独立したクロノグラフ針(Chronograph hand)がついており、ボタンを押すことで、スタート、ストップ、ゼロへのリセットができます。

クロノグラフ針は、通称クロノハンド(Chrono-hand)とも呼ばれ、多くの場合、クロノグラフ針は長い秒針で、時計の文字盤の時間針と秒針の間にあり、12時ちょうどの位置がゼロとなります。

スタートさせると、クロノグラフ針は細かく動き出します。

この細かな動きの一つ一つは、文字盤最小ひと目盛りの角度(1/5秒=0.2秒)を表すため、もっとも細かい1/5秒を読み取ることができます。

クロノグラフの文字盤 1/5目盛り

この動きは、時計の構造によるもので、バランスホイールが1秒間に5振動、または1時間に18000振動するからです。

ひとつひとつの動きの間に少しの静止時間ができますが、エスケープメント(調速機構)が振動ごとにエスケープメントホイールの歯1つを動かすため、ホイールトレイン(動力を伝達する一連の歯車、歯車の列)も”逆戻り”します。

この際、ホイールトレインの”逆戻り”の動力は、クロノグラフのホイールトレインに直接伝達されるため、クロノグラフ針ははじめに大きく振れ、”逆戻り”することが目で確認できます。

分針と時間針はどちらもこの逆回転をしていますが、振れ幅がとても小さいため、目視では確認できません。後に作られた腕時計クロノグラフは1800振動/時以上の回転率なので、これにより秒針の動きはより細かくなります。

通常は、分を刻む目盛りがもっとも細かい1/5(秒)示クロノグラフ針用に、分刻むダイアルの外側にクロノグラフ針用の目盛りがあることもあります。

文字盤 1/5目盛り 分目盛りの外

また、クロノグラフ針と分積算計の両方が示されている文字盤はよくあるデザインで、分積算計はクロノグラフ針が一周(60秒)したら、分積算計はひと目盛り進みます。このようにして、数分間の計測が可能です。

クロノグラフを起動させるボタンは、初期のモデルではクラウン(リューズ)の中、もしくはケース(ダイアルを納めているパーツ)の側面の2時または4時の位置につけられています。このほかにも、クラウン自体の操作でクロノグラフが起動できる仕様もあります。この場合、ワンボタンクロノグラフと呼ばれ、スタート、ストップ、リターンなどのすべての機能は同じ順序での仕様です。

Vintage Universal Watch ワンボタンクロノグラフvintage BULOVA ワンボタンクロノグラフ

クロノグラフを起動させるボタンは初期のモデルではクラウン(リューズ)の中、もしくはケース(ダイアルを納めているパーツ)の側面、2時または4時のポジションにみられます。このほかにも、クラウン自体の操作でクロノグラフが起動できる仕様もあります。この場合、ワンボタンクロノグラフと呼ばれ、スタート、ストップ、リターンなどのすべての機能は同じ順序での仕様です。

2つのボタン付きクロノグラフ

1934年に、G.-Leon Breitling の会社が初めて2つのボタンがついたクロノグラフ腕時計(特許No. 172129)を発表しました。

このデザインでは、2つのボタンは、それぞれクラウンが付くケースの2時と4時の位置にあります。2時にあるボタンはクロノグラフのスタートとストップができ、何度でも好きなだけ繰り返すことができます。また、4時のボタンは、ストップしたあとに、ゼロに戻すボタンです。これは新しいクロノグラフの機能だったため、すぐに他の生産者に受け入れられました。追加機能付きクロノグラフとして、または似たような謳い文句を使って宣伝広告されることもあります。

この2つのボタンにより、一連のプロセスの中で、何度にも分けて合計タイムを計測することが可能になりました。すべて計測し終わった時のみ、クロノグラフをゼロに戻せば良いのです。その都度ゼロに戻さず、数回に渡る合計時間を計測することはワンボタンクロノグラフでは不可能でした。

ただ、2つボタンのクロノグラフは元々腕時計として開発されたものではありませんでした。もしろ、G.-Leon Breitlingの会社(スイス、ラ・ショー=ド=フォン)は、1923年にこの2つボタンの仕様を懐中時計として特許を取得しています(特許No.105532)。1934年になって初めて、腕時計クロノグラフとしての特許を2つ取得しました(特許No.172129、No.175564)。

BREITLING プレミア 2つボタン付きクロノグラフ

時間積算計付きクロノグラフ

ほとんどの腕時計クロノグラフは、9時の位置にスモールセコンド (60秒で一周する普通の時計の秒針)が付いています。そして、分積算計が3時の位置にあり、10、20、30分の目印が付いています。

その他、スモールセコンドが6時の位置に、分積算計が12時にあるデザインもあります。
 

クロノグラフ針は1分で一周してしまいます。 

クロノグラフ針が何周したのか、つまり何分経過したのかは、30分積算計でみることができ、30分間の計測結果を表示します。

同じように、30分計の針が何周したのかを表示するのが、12時間積算計です。

9時の位置には常に動いて要るスモールセコンドが、3時の位置には30分積算計が、6時の位置にあるのが12時間積算計です。

Parmigiani 3ダイヤル付きクロノグラフ

1939年に、Mido (スイス、ビエンヌ)はスモールセコンドの針が中心から出る腕時計クロノメーターを発売しました。このデザイン(特許No.209685では)は、4つの針が全て文字盤の中心に付けられています。

MIDO マルチセンタークロノ

時計として機能する2本の針は一番下に、スモールセコンドがその上に、クロノグラフ針は一番上につけられています。一般的に、文字盤に追加の表示をしなくても良いように、スモールセコンドの針の形や色は、他の針と違うものが使われます。この針は十分に長いため、通常の分表示が計測用にも用いられます。クロノグラフ針用として、最も細かい1/5秒の目盛りで示されます。

スプリットセコンドクロノグラフ

2つの時間を計測出来るのがスプリットセコンドクロノグラフです。

スプリットセコンドクロノグラフまたはスプリットセコンドハンドと呼ばれる2つ目の計測針がつけられた腕時計は、これまでの懐中時計にとって変わる存在となりました。

このようなダブルクロノグラフの歴史はパリのJoseph Thaddäus Winnerl (1799-1886)が展示した1870年頃までさかのぼります。

すでに懐中時計のデザイン、特許は数多くあったため、機能を保ったままいかに小さく作るかが焦点でした。

Blancpain スプリットセコンドクロノグラフ

通常、スプリットセコンドクロノグラフは3つのボタンがついており、このうち2つはこれまで通りの機能を果たします。ケース側面につく2時の位置のボタンはスタートとストップ、4時の位置のボタンでゼロリセットです。

3つ目のボタン(スプリットボタン)は10時の位置あり、スプリット針をコントロールします。
 

スタートさせると、クロノグラフ針とスプリット針は同時に動き出します。
スプリットボタンが押されると、スプリット針のみが止まり、クロノグラフ針は動き続けます。
再度スプリットボタンが押されるとスプリット針は瞬時にクロノグラフ針に追いつき、一つになって動き出します。
この部分的な時間の計測は、何度でも可能です。

2時の位置のボタンは一度押すと両方の針をストップさせ、2回目のプッシュで、両方の針をスタートさせます。
これも何度も繰り返すことができます。
両方の針がストップしたあとに、4時の位置のボタンを押した時のみ、2本の針はゼロ戻り、計測を終了することができます。
 

スプリット針がすでに止まっていて、クロノグラフ針と違うポジションにあった場合、クロノグラフ針はゼロに戻り、スプリット針はその位置に留まります。
スプリット針もゼロに戻したい場合は、クラウンにあるスプリットボタンを押す必要があります。

このボタンは、クロノグラフ針がゼロにあったとしても、それに追いつく機能があります。

これで、二つの針は同じ位置に再び戻ったことになります。

スプリットセコンドクロノグラフは、分積算計のみもしくは分積算計と時間積算計のダイアルをもちます。

George Dubey とRene Schaldenbrand (La Chaux-de-Fonds 、スイス)は、簡略化したスプリットセコンドクロノグラフの型特許(特許No.260791)を取得しました。これでは、2本とも静止可能なクロノグラフ針がついており、これらは細いバネで直結されているのが目で確認できます。

スプリット針は、スプリットボタンが押し続けられている間は静止します。ボタンから手を離すと、バネの跳ね返りによりスプリット針に追いつきます。このシステムでは、60秒以内までの計測しかできません。このスプリットセコンドクロノグラフは、分積算計が示されています。
 

シングルスプリットセコンドクロノグラフ

“正真正銘”とも言えるシングルスプリットセコンドクロノグラフは、文字盤を見ただけではそれとは判断できません。見た目は一般的なクロノグラフで、クロノグラフ針と2つのボタンが通常通りの配置でついています。

ただ、2時の位置にあるボタンで、スタート、ストップ、ゼロセッティングの3つすべてが機能します。4時の位置のボタンは、スプリットセコンドとして操作するためのもので、1度目に押され続けている間、クロノグラフ針は止まります。

ボタンを離すと、クロノグラフ針はボタンが押されなかった場合にあると思われる場所へと瞬時に動きます。

例えば、スタートして20秒後に、10秒間停止させたとします。

ボタンから手を離すと、再びストップさせない限り、針は20秒の位置から30秒の位置へと、まるで何も起こらなかったかのように瞬時に移動します。

停止時間はやはり60秒以内に限られます。60秒以上では、時計自体が止まってしまいます。

一般的に、シングルスプリットセコンドクロノグラフは、 他のシンプルなクロノグラフで読み取れる1/5秒の目盛り以外に、文字盤上に特別な印があるわけでもありません。

タグホイヤーのシングルスプリットセコンドクロノグラフ
タグホイヤーのシングルスプリットセコンドクロノグラフのムーブメント

計測をする上で欠かせないフライバッククロノグラフ

フライバック・クロノグラフというのは、クロノグラフの計測をしているときに、リセットボタンを押します。

そのことにより、クロノグラフの秒針がサッとゼロの位置まで飛んで帰ることから、フライバックと名付けられた機能です。

さらに、フライバックしてすぐに次の計測をスタートしてくれるとても特殊な機能を持っています。

計測を何度も繰り返すようなときには、とても使いやすい抜群の操作性を誇るのです。

もともと、このフライバック・クロノグラフという機能は、空軍パイロットのために開発された機能なのです。

パイロットは、方向転換するたびに飛行時間を計測しなくてはいけません。

他にも、着陸待ちの旋回時間などの計測が必要となってきます。

スピーディーに、何度も計測を繰り返すことができるので、パイロットユースとして使われることが多いのです。

しかし、フライバックという機能は、一般的なクロノグラフよりも、ずっと複雑なメカニズムとなっています。

 

ゼニス レインボー・フライバック

ゼニス フライバック機能を搭載したクロノグラフを一般的にしたモデル
ゼニス フライバック機能を搭載したクロノグラフを一般的にしたモデル

1997年に作られた、このレインボー・フライバックはフランス空軍の協力を得て作られたものでした。

もともとは、パイロットウォッチとして開発されたのです。

パイロットウォッチとして使われていたモデルのときは、30分計が3色のゾーンに分けられていました。


 

フライバック・クロノグラフの操作方法

フライバック・クロノグラフのスタートとストップのボタンは右側上部にあります。

このプッシュボタンの操作方法は、フライバック・クロノグラフも他のクロノグラフも変わらないのです。

計測をスタートするときにボタンを押すと、クロノグラフ針が動き始めます。

そして、再度ボタンを押すとクロノグラフ針はストップするのです。

クロノグラフ針がストップしてから、今度はリセットボタンを押すとクロノグラフ針は、ゼロの位置に戻ります。

けれど、リセットボタンではなく、再びこのボタンを押すと、そこから計測を再スタートしてくれるのです。

リセットボタンの操作方法

リセットボタンと言えば、一般的なクロノグラフで言えば、動いていたクロノグラフ針をゼロの位置に戻す、リセットするためのボタンです。

言葉の意味としても、そうではないでしょうか。

しかし、フライバック・クロノグラフにおいて、リセットボタンというのは他の機能も持つのです。

作業中にこのリセットボタンを押します。

すると、やはりクロノグラフ針はすぐにゼロの場所へと戻っていきます。

このときに、リセットボタンを押していた指を離すと、そのまま再度計測を開始してくれるのです。

いちいち、スタートボタンを押してクロノグラフ針をスタートさせ、もう一度同じボタンを押してストップさせ、リセットボタンで戻し、スタートボタンさリスタートさせる。

通常のクロノグラフは、こういういくつもの操作が必要です。

しかし、このフライバック・クロノグラフであれば、最初にスタートボタンを押したあとは、すべてリセットボタンを1度押すだけで済んでしまうのです。

何度も計測をしなくてはいけない場合、とても便利で適したモデルと言えるのではないでしょうか。

フライバック機能を搭載しているモデルたち

ランゲ&ゾーネ ダトグラフ

ダトグラフ シースルー仕様となっているモデル
ダトグラフ シースルー仕様となっているモデル

ラップタイムを計測するときに、一番起こりがちなのが誤読です。

起こりがちなミスではありますが、大きなトラブルにもなりかねない問題です。

そんな誤読を軽減するために生まれたクロノグラフがあります。

それが「プレシジョン・ジャンピング・ミニッツ・カウンター」を搭載している、このダトグラフなのです。

裏面はサファイアクリスタルでできていて、シースルーになっています。

さらに手巻きで、プラチナケース&革ベルト、価格は595万円と高価なモデルとなっています。

 

モーリス・ラクロア マスターピース グランギッシェ フライバック

マスターピース ビッグサイズデイトを搭載しているモデル
マスターピース ビッグサイズデイトを搭載しているモデル

機械式時計の新鋭と言えば、やはりモーリス・ラクロアなのではないでしょうか。

モーリス・ラクロアの特徴としては、その斬新なアイディアにあるのかと思います。

これまでなかったようなアイディアに満ちた時計を、数多く開発しているブランドです。

そんなモーリス・ラクロアが自信を持って発表したのが、このクロノグラフです。

フライバック機能だけではなく、デイトはビッグサイズ。

機能もデザインも圧巻の存在感を示すクロノグラフとなっています。

自動巻きで、SSケース&革ベルト、価格は47万円です。

 

ブランパン クラシック・フライバック

ブランパン 見やすくて大きな針が特徴
ブランパン 見やすくて大きな針が特徴

ミリタリーな雰囲気を漂わせるクロノグラフです。

文字盤はブラックでシック。

アラビア数字のインデックスと、針は、やや大きめで見やすいデザインとなっています。

9時の場所には12時間計が、3時の場所には30分計が、そして6時の場所にはカレンダーがついています。

自動巻き、SSケース&革ベルトで価格は98万円です。

 

ブライトリング シャドウ フライバック

ブライトリング タキメーターが装備されているモデル
ブライトリング タキメーターが装備されているモデル

自動巻きでカレンダーがついたモデルとなっています。

10分計や3時間計だけではなく、ベゼルに4つのツメがついたライダータブと呼ばれるものも付いています。

さらに、両方向回転ベゼルという操作性に優れたモデルとなっています。

このモデルは、もともと航空パイロットが操作しやすいようにと開発したモデルなのです。

ブライトリングの傑作とも言われているクロノグラフです。

タキメーターが、文字盤の外側に付いています。

SSケース&ブレスで価格は44万円です。

 

ブレゲ TypeXX トランス アトランティック

ブレゲ フランス海軍からの要請により開発されたモデル
ブレゲ フランス海軍からの要請により開発されたモデル

1994年には、自動巻きムーブメントが搭載されたモデルとなっています。

もともとは、フランスの海軍から開発要請を受けて作られたのがパイロットウォッチ「TypeXX」となっています。

その後、この「TypeXX」は進化をします。

進化したモデルがこの「TypeXXトランスアトランティック」なのです。

いわゆる第四世代と呼ばれるこのモデルは、日付表示が採用されています。

自動巻き、18KYGケースで価格は195万円となっています。

 

2100フライバック クロノグラフ

ブランパン 日本だけで販売された限定モデル
ブランパン 日本だけで販売された限定モデル

文字盤はホワイトでグレーのインデックスというこのデザインは、スタイリッシュで洗練された雰囲気を醸し出しています。

さらに、裏側はシースルー仕様となっています。

2100シリーズですが、こちらのモデルは日本でのみ販売された限定モデルなのです。

このモデルに搭載されているクロノグラフ・ムーブメントは、なんと世界最小の体積。

自動巻き、SSケース&ラバーベルトで110万円となっています。
 

クロノグラフ機能テレメーター

音と光の時間差から距離を割り出す機能をテレメーターと言います。
例えば、雷が光ったタイミングでクロノグラフを作動させて音が鳴ったタイミングで
停止させるとどれくらいの距離が離れているのかを測定する事が出来ます。

現在ではこのような使い方くらいしか使い道はありませんが第2時世界大戦中は
砲撃の距離を図るために使う大事な機能でした。
 

クロノグラフ機能パルスメーター

脈拍を図るための表示がパルスメーターになります。
タキメーター、テレメーターと同様古い歴史を持つ機能です。

基本的にこの機能を使うのは医師や看護師だけなので搭載されている時計自体が少なく
現在では中々見かける事の出来ない腕時計になっています。


クロノグラフ機能デジマル

10進法を用いた表示方法でこちらの機能もほとんどのクロノグラフに
搭載されることはありませんでした。

主な使用方法としては、生産管理や航海等になります。
そのためケースも当時としては珍しい防水機能が設計されています。

いかがでしたでしょうか?
クロノグラフは腕時計にストップウォッチ機能をつけただけなのですが
実際にはたくさんの機能が搭載されているのが分かったと思います。

クロノグラフの機能が分かったところで中々実生活で使うところはないかもしれませんが
頭の中で分かっているだけでもクロノグラフの魅力にもっと引き込まれてしまいますよね。

 

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