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クロノグラフ腕時計専門店 クロノグラフSENO

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クロノグラフ腕時計の販売ページ

親しみやすいクロノグラフ腕時計

現在流行っているクロノグラフは、1960年代から1970年代初期のものです。

興味深いのは、最近の消費者は、興味のあるブランドだけでなく、市場の動きについても知識が豊富で情報を十分に得ているということです。

今日の大部分の有名ブランドが自ら流行を作り出し提示していることに、情報社会を生きる人々は既に気づいています。そのため、有名ではなくても素晴らしいブランド物の時計を見つけ、有名な時計よりもだいぶ安いお値段で手に入れることが可能なのです。

更に、インターネット掲示板や小売店の存在により、消費者はより賢く買い物できるようになり、一発屋の無名の時計に関してさえも、適切な商品を購入するために十分な知識を得ることが可能になりました。

この時代のクロノグラフは値段が高くなってきている傾向にあります。特に、時計のケースが最高級だったり、レジスターが複数付いていたり、全体のデザインが珍しかったり、あるいはレース向けであったりすると、値段は跳ね上がります。

それでは、値段は上がっていますが手の届く範囲にある、親しみやすいクロノグラフのトップ10を見ていきましょう!

ちなみに、順位には特に意味はございません(;・∀・)

Valijoux(バルジュー)72全般

クロノグラフ腕時計 ムーブメント バルジューシリーズ

トリプル・レジスターの製品の中で、大変な人気を博したクラシックなムーブメントです。写真は、Fortis(フォルティス)、UG(ユージー)、Gallet(ガレット)のブランド品を集めてみました。

Daytona(デイトナ)やCarrera(カレラ)などのブランドにも見られるタイプです。比較的丈夫なボディで十分に役目を果たしてくれ、腕に巻いたときの感触も大変素晴らしいです。

コラムホイール式についての議論は意見が分かれるところですが、コラムホイール式を選んだならば、それを美点として楽しめばいいのではないでしょうか。

このスタイルの流行には本当にたくさんのブランドがのっていて、その多くは今でも108,000円を超える価格を付けられています。ただ、こうした状況が続くことはないでしょう。時計のケースが伝統的な様式であれば、その分弱点も多いのです。

Gallet Multichron(ガレット・マルチクロン) 12

Gallet Multichron(ガレット・マルチクロン) 12

この時計は、いいところがたくさん詰まっています!ガレットは歴史あるブランドで、宇宙空間でも使える腕時計も作っています。

フライングオフィサーをはじめとして、パイロット向けの腕時計を作り続けてきたという歴史があるのです。

宇宙空間でも使える腕時計となると、500,000円を超えることもあるのも納得ですねΣ(・ω・ノ)ノ!

マルチクロン 12モデルは、金箔の貼られたような古風な印象を受けますが、一方で現代的な37?のケースサイズに収まっており、前述のV72やエクセシオール・パーク40などのムーブメントで出ています。

ジム・クラークが身に着けていた製品でもあるので、信頼できる相棒として活躍してくれそうです!(^^)!

美しく精巧なこちらのクロノグラフは、以前は216,000円以下で入手可能でしたが、現在では324,000円にまで価格が上がっています。

Wakmann Triple Date(ワックマン・トリプルデイト)

クロノグラフ腕時計 Wakmann Triple Date(ワックマン・トリプルデイト)

クラシックなケース、存在感のある針、レジスターもすべて理想のスタイルです(#^^#)

ムーブメントはValjoux (バルジュー)72をベースにしており、UG(ユージー)のTri-Compax(トリコンパックス)によく似ています。

ムーブメントの選択には気を付けないと、今後ずっとメンテナンスにお金をかけないとならないことになるので注意してください。

以前は高くても87,000円ほどでしたが、今は130,000円以上で売られています。

YEMA(イエマ)

クロノグラフ腕時計 イエマ

フランスの時計ブランドYEMA(イエマ)は、ある時Seiko(セイコー)に買収されてしまいましたが、それ以前にも素晴らしいクロノグラフを生産していました。

1960年代の製品の多くはAutavia(オウタヴィア)初期風のつまみやベゼルを持ち、76,000円以下で入手可能です。

ヨットタイマーを備えた明るい色のこちらのクロノグラフは存在感があり、ファッションの主役になってくれそうです。

このブランドの製品は、室内よりは、太陽の下で過ごすときに使いたくなりますね(*^-^*)

ちなみに、アメリカではYEMA(イエマ)はLe Jour(ル・ジュール)の名前で載っていることが多いので、商品を探すときにはこちらの名前で試してみてくださいね!

Calibre (キャリバー)11全般

クロノグラフ腕時計 Calibre (キャリバー)11全般

Seiko(セイコー)の6139のムーブメントとともにCalibre(キャリバー) 11は最初のオートマチック・クロノグラフとしての権威を持っています。

Seiko(セイコー)とは違い、Heuer(ホイヤー)、Breitling(ブライトリング)、Hamilton(ハミルトン)と同様スイスに拠点を置くブランドでした。

このムーブメントは比較的堅牢で、長期間の使用目的で作られました。

分厚い本体で結構腕の上で目立つので、会話のきっかけにもなりそうです。

価格は、今日では170,000円ほどです。高いと思われるかもしれませんが、これだけ歴史的に重要な価値のあるものですので、妥当といえるでしょう。

腕に歴史あるヴィンテージ時計を巻いて、ヴィンテージカーのショーやレースに参加してみたいですね(^_-)-☆

Wittnauer Professional(ウィットナー・プロフェッショナル) 2レジスター

クロノグラフ腕時計 Wittnauer Professional(ウィットナー・プロフェッショナル) 2レジスター

ワインレッドの受け溝は長年かなりお気に入りだったのですが、最近は価格がどんどん上がってきています。

このクロノグラフのムーブメントは、作動カム式からコラムホイール式まで複数そろっています。

以前は65,000円以下で入手可能でしたが、今では108,000円を超える場合も多いです。

特に、動作が良好なものやバンドが綺麗なものは、当然ですが値段が上がりがちです。

Nivada Grenchen/Croton Chronomaster Aviator Sea Diver(ニバダ・グレンヘン/クロトン・クロノグラフ・アビアトール・シー・ドライバー)

Nivada Grenchen/Croton Chronomaster Aviator Sea Diver(ニバダ・グレンヘン/クロトン・クロノグラフ・アビアトール・シー・ドライバー)

ずいぶんと長たらしい名前ですが、これも先にご紹介したWittnauer(ウィットナー)と同じくらいお気に入りでした。

ただ、こちらも以前は49,000円以下で入手できていたものが、現在では108,000円にまで価格が上がっています。

なぜでしょう?

大きさが程よく、デザインや色も洗練されていて、存在感もあるというのが理由の一つかもしれません。Wittnauer(ウィットナー)と同じように色々なムーブメントで出ており、また文字盤色や文字盤の表示形式などのバリエーションも豊富です。

時計の針が若干腐食しているようにも見えますが、そのために趣が出ていると感じられます。

個人的には、昔はこのクロノグラフは比較的収入の少ない男性用という印象がありましたが、今ではむしろその逆で、味のある素敵な製品だと思います。

Heuer Camaro(ホイヤー・カマロ)

クロノグラフ腕時計 Heuer Camaro(タグホイヤー・カマロ)

比較的手の届くクロノグラフの中では最高級の製品だと思われます!

1960年代Heuer(ホイヤー)のヴィンテージクロノグラフです。近年人気に火のついているものですので、値段が跳ね上がっていくことが予測されます。

Rolex(ロレックス)やOmega(オメガ)と同じくらい、有力な信頼できるブランドであることに人々は最近ようやく気付き始め、Heuer(ホイヤー)の初期の製品も含め、全般的にどんどん売れていっています。

Camaro(カマーロ)の価値はますます上がり、良好な状態の製品を見つけ出すのは困難になってきているとはいえ、まだ十分使えものは市場に出回っています。

手に入れるなら、早目がいいでしょう(*^_^*)

Vintage Breilting(ヴィンテージ・ブライトリング)※特に手巻きムーブメント

クロノグラフ腕時計 Vintage Breilting(ヴィンテージ・ブライトリング)

Breilting(ブライトリング)は、1950年代から1970年代中頃にかけて素晴らしい良質なクロノグラフを生産しました。そのうち多くはV72といい勝負のVenus(ヴィーナス)178式のムーブメントを搭載しています。

Breitling(ブライトリング)の手巻き式クロノグラフは、今日でも存続している馴染み深い時計ブランド製のヴィンテージクロノグラフを手に入れたい方には一番おすすめできるものです。

モデルが豊富なこともあり、価格は比較的安定しているのですが、Heuer(ホイヤー)の製品がほとんどすべて人の手に渡り、入手が困難になったら、一気にBreilting(ブライトリング)へと客層が流れ込んでくる可能性があるので、狙っている方は気を付けてくださいね(#^.^#)

1970年代初期Omega(オメガ)のSpeedmaster Professionals(スピードマスター・プロフェッショナルズ)と手巻き式Seamasters(シーマスタース)

クロノグラフ腕時計 オメガ スピードマスター

1970年代初期のOmega(オメガ)のSpeedmaster(スピードマスター)とSeamaster(シーマスター)は大変価値の高い良質なクロノグラフです。Speedmaster(スピードマスター)のムーブメントは、あるモデルを境に321から861に切り替わりました。

トリチウム文字盤と少しくすんだ艶が特徴の意匠を凝らした製品で、ファンも多いです。40年以上前の製品ですが、まだまだ健在です。

861のムーブメントを搭載した初期のSpeedmaster(スピードマスター)は216,000円と高価な場合が多いです。

ラウンド型のケースに爽やかなライトブルーの背景が映えるSeamaster(シーマスター)は、1970年代製であることを抜きにしてもクラシックで美しいです。Seamasters(シーマスター)は、Speedmasters(スピードマスター)に比べると手の届きやすい価格に収まっています。

話題のブランド

それではここで、市場で人々をぐっと惹きつけているブランドを見ていきましょう!

最近頭角を現したばかりのブランドというよりは、以前から、そして今後も人気を保つと予測されるブランドに絞ってご紹介していきます。

Heuer(ホイヤー)

タグホイヤー クロノグラフ腕時計

クロノグラフに興味のある人なら必ず知っているHeuer(ホイヤー)は、近年改めて人気に火がついています。

数々のメディアがここ数年にわたって、「一生懸命稼いだお金を使うのならレース向けの時計ブランドが良いよ!」と主張してきたのはご存知でしょうか?

もしかするとそれを知らずにRolex(ロレックス)など別のブランドの製品を買ってしまった方もいるかもしれません。

決して悪いチョイスではないのですが、今買うのなら勢いを増しているHeuer(ホイヤー)が一番おすすめです。Monaco(モナコ)やAutavia(オウタヴィア)などの1970年代の自動巻きモデルから移り変わり、今では1960年代後半の手巻き式クロノグラフが注目を浴びています。

突然顔に冷たい水をかけられて目が覚めたように、人々はCarrera(カレラ)の魅力を認めるようになり、ヴィンテージウォッチの中で一番かっこいい時計だといわれるまでになりました。

シンプルでありながらも堅牢なデザインを持ち、腕になじむ大きさのCarrera(カレラ)は、Daytona(ダイトナ)やSpeedmaster(スピードマスター)と同じくらいに、ヴィンテージウォッチとして象徴的な存在です。

ただ、人々がほめたたえるDaytona(ダイトナ)と比べると市場に出回っている数が少ないのも事実です。現在は540,000円で入手できるものもありますが、近いうちに、いいものだと756,000円を上回るようになるのではないでしょうか。

クロノグラフ腕時計 ロレックス デイトナ

Carrera(カレラ)が比較的穏やかに人気が高まっている一方で、1960年代のAutavia(オウタヴィア)は、はるかに急激にその価値を認められるようになりました。

モータースポーツとの関連がその原因だと思われますが、この種の時計を良好な状態で手に入れるのはなかなか困難です。

最高のムーブメント、見とれてしまうほど綺麗なケース、先の細いラグ、完璧な文字盤…。

人気が出るのも納得です(^o^)

クロノグラフ腕時計 タグホイヤー カレラ

では、自動式のHeuer(ホイヤー)も少し見てみましょう。

個人的にはそれほど高い価値を見出していないのですが、価格は上がる一方です。

1970年代製のAutavia(オウタヴィア)が手に届かないため、Montreal(モントリオール)やVerona(ヴェローナ)などを代わりとして愛用していらっしゃる方もいます。

Heuer(ホイヤー)の製品で気に入ったものがあれば、早いうちに購入を決めてしまうのがお勧めです。

思っているよりもすぐに売れてしまいます(・_・;)

Omega(オメガ)

オメガ スピードマスター

Omega(オメガ)は、誰もが知っている時計ブランドです。

特にSpeedmaster(スピードマスター)は長年多くの人々に愛され続けており、市場に出ればあっという間に売れてしまうほどです。最近の人気な時計よりも有名だったりします。

Speedmaster(スピードマスター)も、先にご紹介したCarrera(カレラ)と同じように象徴的なヴィンテージウォッチで、他の時計の購入を検討している人の目にも、Omega(オメガ)の時計は魅力的に映ります。

大きさは40?ほどなので現代的に見え、くすんだ艶も美しく、何よりも宇宙旅行と結びついているということにロマンを感じます( *´艸`)

入手はますます困難になり、今はなんとか648,000円以下で見つかることもありますが、相当運がよくなければなりませんし、いずれ入手は不可能なまでになるでしょう。

Enicar(エニカー)

クロノグラフ腕時計 Enicar(エニカー)

Heuer(ホイヤー)やOmega(オメガ)と並べてこのブランドの名前を出すと、驚かれるかもしれませんが、実はすごく優秀なんです(#^^#)

ジム・クラークとの関連がある大規模な有名ブランドと比べると随分と小さく、世に出回っているモデルの数も少ないです。しかし、Enicar(エニカー)のクロノグラフを目にし、腕に着けて「こんなのいらない!」と拒否する人はいないと思います。

確かに有名なブランドではありませんが、そのうちこのブランドも人気に火が付くのではないかと私は期待しています!

Universal Geneve(ユニバーサル・ジュネーブ)のように熱狂的なファンが急増するとまでは言いませんが、次世代のEberhard(エベラール)くらいにはなるのではないでしょうか。

個々のモデルについていえば、Sherpa Graph(シェルパ・グラフ)やAqua Graph(アクア・グラフ)のような、EPSA社製のケースのものに私は特に目を光らせています。

270,000円以下で気に入ったものがあれば、すぐに飛びついた方がいいでしょう。

細かいところまで意匠が凝らされたEnicar(エニカー)のクロノグラフは、なくしてしまったらもう何も取って代わることはできません。

まとめ

クロノグラフ腕時計 

今回ご紹介したブランドやモデル以外にも人気を博したものは、もちろんあります。

たとえば、ここではUniversal Geneve(ユニバーサル・ジュネーブ)やZenith(ゼニス)には特に触れませんでした。これらのブランドは言うまでもなく長年人気ですし、今後もその価値や人気が廃れることはないでしょう。

クロノグラフ腕時計 ユニバーサル・ジュネーブ

気になったクロノグラフがパッとしなくても、自分に合う時計というものは何か語り掛けてくるようなものです。

ただ見せびらかすためだけに、有名ブランドの代表的なモデルを買うのはあまりお勧めしません。

本当に気に入った、心から好きと思えるものを選ぶのが一番です(^_-)-☆

 

 

ヴィンテージクロノグラフ腕時計の一般市場

ここ最近、ヴィンテージウォッチ市場に関しては、概してここ数年伸びてきているような気がします。

つまり、そこまで経済状態は良くなくても、その場しのぎの安物ではなく、ヴィンテージ品のような一種の贅沢品にお金を費やしているようなのです!

なぜヴィンテージ品が、特にクロノグラフの市場が比較的順調なのでしょうか?

私の考えでは、その原因は一言で表すことができると思います。


『SNS』です!


この景気の中で、ヴィンテージウォッチを含め一般的に伸びている市場は、SNSの力を大いに受けています。

こうした趣味に関連する商品は、今も昔も変わらずターゲットが絞られており、特定の商品について購入前に念入りに情報を集める必要がありました。

ところが、今では購入前に参考にできる情報が載ったウェブサイトは溢れかえっています。
 

しかし、別の面では、やるべき作業が増えたともいえます。

オンライン掲示板は全く新しいものではないのですが、潜在的なコレクターの購買欲を高める働きをします。

ある特定のブランド、その中のジャンルやモデルに関心を寄せる同じ趣味を持った人々をこれほどに寄せ集められる場所は他にはありません。

そして、より多くの人を日々引き付ける強い力を持った、時計に特化したブログもあります。

中身が濃く素晴らしい内容のサイトは数えきれないほどあり、質の高い写真や意見を載せて、市場を刺激する役目を果たしています。

こういったサイトは、クロノグラフ腕時計で検索すれば、簡単に見つけることができます!

影響力のある良質なサイトは、ネット上に数多く存在するのです。

さらに、いつでもどこでも手軽に見ることのできるInstagramやTwitter、FacebookなどのSNSアプリの影響も大きいでしょう。

バルジュー23を搭載したクロノグラフ腕時計

自慢の時計を簡単に、思い立てばいつでもシェアすることができ、テクノロジーに弱い人々でも容易に参加することができます。

投稿内容は、利用者の希望に応じて誰でも見られる設定にすることも、一定の他者にのみ見られる設定にすることもできます。

自分の投降した写真に「いいね!」がついたり、投稿した時計について、人からアドバイスなどを求められたりすると、なんだか嬉しいものです(^^♪

自分の影響で他者がその商品を欲しがっているのは、なんとなく気持ちがいいですよね。

一昔前は情報を集めるのも一苦労だったのに、今では簡単に情報を得ることができる、むしろ勝手に舞い込んでくるほどに情報が溢れているというわけなのです!

もちろん、情報が多ければ多いほど、中には間違っているもの、信用できないものもあるでしょう。

しかし、眼識のある消費者にとっては、有り余る情報は購入の判断材料として助けになり、また同時に情報の波に揉まれて、購買欲を高められることにもなるのです。
 

SNSがアンティーク製品の販売を促進するもう一つの側面として、一昔前のスターのイメージの利用があります。

消費者たちは、スポーツスターや芸能人が好んで身に着けるものに対して予想以上に欲を掻き立てられるようなのです。

昔のスターが身に着けている写真を提示するだけで宣伝になるという意識は大きく膨らんでいきました。

すべての消費者が購入を決断するのにスターの影響を受けているとは言えなくても、市場全体の様子を見ると、スターのイメージが与える影響はかなり大きいことが分かります。

お気に入りのレーシングカーのスケールモデルやサイン、ヴィンテージカーを欲しがる行為と類似している点も多少あると思います。

ある時計とスターの繋がりを見つけるのが面白いと思えるのは、きっとまだその一部しか『発掘』されていないためでしょう。

可能性は無限大で、購買欲を刺激するような写真は数多く眠っているのです。

また、腕時計は、男性が一般的に身に着ける唯一のアクセサリーであることも特筆すべきことです。

こうした事実も市場に貢献しているといえるでしょう。

今日の、大きく存在感のある腕時計と比べて、ヴィンテージ物は控えめであることも注目に値します。

このために、ヴィンテージウォッチは女性の興味も引いているのです。

したがってターゲットが2倍になっているとまでは言えませんが、プラスの要素として働いているのは間違いないでしょう。


「本当に女性も男性物のヴィンテージウォッチを…?」と疑うのなら、奥さんや彼女さんの腕にCarreraをつけてみるといいでしょう。

きっと気に入り、手放せなくなるはずです( *´艸`)

ちなみに、女性の若い方でもブライトリングのナビタイマー をつけてるところインスタにアップしてる女性もいました?(゚Д゚)

意外かもしれませんが、あの無骨で大きなスタイルが女性用の時計にはなく斬新らしいです。

女性がブライトリングのナビタイマー をつけてるところ

また、60年代、70年代生まれの人は、現在一般的に収入のピークを迎える(あるいは迎えた)世代であるため、幼少期や10代の頃によく見ていたものに親しみを覚え、好んで購入する傾向にあります。

こうしたことも、今日のヴィンテージ品の市場に影響を及ぼしているのでしょう。

さて、それでは各ブランドの分析に移る前に、全般的なマーケットの持続可能性について述べて、一般市場に関する分析を締めくくりたいと思います。

個人的に、ヴィンテージウォッチ市場に関しては、前述したような好ましい調子がある程度続くのではないかと思います。

一気に調子が上がるようなことは予測できませんが、急に落ち込むようなこともないと思われます。

なぜだと思いますか?


まず、腕時計は道具であって、多くの人々にとって自分の好みや趣味を見せるアイテムでもあり続けてきました。

時を刻むという仕事は、現代では日常に溶け込んでおり、近い将来に不要になってしまうことはないでしょう。

また、昨今ではスマートウォッチが台頭していますが、すべての人が腕にそういった機械をつけるようになるとも考えにくいです。

スマートウォッチも今後更に広まっていくとは予測できますが、まだあまりにも新しい技術であり、従来の腕時計も一定の需要を保ち続けるのではないかと思います。

これは私の主観ではあるのですが、人間がいくら電子機器にますます頼るようになってきているとはいえ、従来の機械仕掛けの腕時計には何か人間らしい感慨深いものを感じるのです。

その感覚を共有している人は多く、機械仕掛けの腕時計の役目は一種の聖域として残り、電子機器の侵食を免れるのではないでしょうか。機械仕掛けの腕時計からは安心感すら得られるような気がします。
 

スマホは娯楽の道具でもありますが、多くの場合仕事とも結びついており、スマートウォッチのような一種のスマホに似た電子機器をいつも身に着けていたら、休んでいるときにも仕事のことを連想してしまうでしょう。

もちろん、従来の時計と一口に言っても、ヴィンテージウォッチでない新しい腕時計もたくさん市場に出回っており、スマートウォッチは敵にならないとしても、現代の一般的な腕時計とは戦い続けなければならないでしょう。

とはいえ、過去にヴィンテージウォッチがこうした新しい時計の存在に脅かされたようなことはありません。

最後に、ヴィンテージウォッチの収集のトレンドは変わっていくとはいえ、最近の流行の傾向は比較的持続すると思われます。というのは、今日作られている新しいタイプの時計と類似しているからです。

ロレックスのバブルバックを始めとするこれまでのヴィンテージ品の流行と比べて、最近流行っているものは新しいタイプの腕時計とサイズが大体同じで、丈夫でもあり、更にクラシックなものです。

つまり、今流行っているものが近いうちにすぐ流行遅れになってしまうような心配はないのです。

おっと、もう一つお伝えしておきたいことがありました(-_-;)
 

製品の状態についてです。

ヴィンテージウォッチの人気がいつか衰えるとしたら、それはヴィンテージ品の保存状態が悪くなったり、部品が欠けてしまったりしたときだと思います。

今現在では、その点については比較的許容できる範囲にとどまっており、需要は十分にあります。

しかしこうした事態が永遠に続くことは残念ながらないでしょう。鑑定家や収集家がボロボロになったヴィンテージ品に興味を持たなくなってしまうこともいずれ起こることです。
 

誰しもお買い物で失敗して使い物にならないものを買ってしまうことはあります。私もそうです(;・∀・)

最終的に人々は、利便性と質の高いものを求めます。適宜に状況を見ながらお買い物を楽しみましょう。
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ショップについて

店長 妹尾満隆

おじいちゃんが骨董品が好きなことにより、子供の頃からアンティークの商品に携わっていました。

百貨店に行っては手巻きの時計を購入してきて、飾り棚の中にいろんな時計が飾られてました。

当時はあまり機械式の時計に興味がなかったのですが、大人になった時におじいちゃんがコレクションするくらい魅力があるものだと理解できるようになりました。

私は置き時計よりも、腕時計が好きでさらにクロノグラフが好きです。

私のショップは、そんな手巻きのクロノグラフが好きな方のためのショップになっています。

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クロノグラフ腕時計とは!?タキメーター・スプリットセコンド・フライバック全て解説します!

クロノグラフとは?


そもそもクロノグラフってなんなんだろう!?

そういった疑問を持ってこちらのページに辿り着いたと思います。

確かに私もクロノグラフのことを知るまでは単に文字盤がかっこいい時計だなぁ・・・

くらいにしか思ってませんでしたしね。

もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね。

ですが、安心してください。

実際のところクロノグラフを腕にはめる方はほとんどの場合クロノグラフの機能を
使ってませんのでデザイン性が先行して購入されていますので結局はかっこいいからということになりますよね。

はい、というわけでクロノグラフってなんなんだということを解説します。

クロノグラフとは簡単に言うと

ストップウォッチの機能がついた腕時計です。

簡単に言ってしまえばこうなりますがこれだけの情報じゃ満足でないあなたのためにもっと
詳しく解説していきますね。




まずはタキメーターを解説していきますね。
 

クロノグラフ機能タキメーターとは



ブライトリング タキメーターの文字盤
ブライトリングクロノマットエボリューションのタキメーター目盛り


タキメーターの目盛りは、通常ベゼルか文字盤の外側に500から60までの数字で示されています。
タキメーターは、ある一定距離を移動するのにかかったスピード、または逆にある一定時間に移動した距離を計測するよう設計された便利な仕組みです。
スピードや距離だけでなく、タキメーターは定期的に計測できるものなら何でも、一時間に可能な作業の平均量を求めることもできます。

わかりやすい例を見てみましょう。
周回するレーシングカーのスピードを計測したいとします。
コースは正確に1マイルで、ドライバーは一定した周回ラップで走行しています。
ドライバーがスタートしたらクロノグラフをスタートさせ、一周したところでストップさせます。
秒針はタキメーター上のどこを指しているでしょうか?
ドライバーが周回するのに25秒、タキメーターの目盛り上は145の位置までかかりました。
これは、ドライバーは時速145マイルで走行したことを意味しています。

ブライトニング 腕時計 タキメーター クロノグラフ

タキメーターでのスピードの計測の仕方
もしキロメーターを基準に測ったとすると、結果も同様にキロメーターになります。
タキメーターは、計測する単位とは独立して機能します。したがって、リーグであろうが、マイル、ハロンでであろうが、タキメーターで測ることができます。
単位さえ統一されていれば、タキメーターは正確に計算するでしょう。


ロレックス デイトナ ステンレス製クロノグラフ


ここでもうひとつ、スピードではなく距離を測るためのタキメーターの使い方を紹介します。
時速70キロのボートでクルージングしているところを想定してください。

そして現在地からちょうど1キロメートル先に宝箱が沈んでいるとしましょう。
時速70キロを維持しながらクロノグラフをスタートさせ、秒針がタキメーターの70の位置に来た時、丁度1キロメートル進んだことになります。

タキメーターは、一秒に発生するどんな事象も1時間あたりの成果として換算できます。
タイピングをしていて、一時間にどれくらいの文章をタイプできるかを考えてみます。
クロノグラフをスタートさせ、一行分タイプした後、クロノグラフをストップします。

10秒が経過しており、タキメーターの目盛りは360を示していました。これはあなたが一時間にタイプできる文の数になります。

ロレックス デイトナ 18Kクロノグラフ





分積算計付きクロノグラフ

クロノグラフは 、通常の時計機能とは独立したクロノグラフ針(Chronograph hand)がついており、ボタンを押すことで、スタート、ストップ、ゼロへのリセットができます。

クロノグラフ針は、通称クロノハンド(Chrono-hand)とも呼ばれ、多くの場合、クロノグラフ針は長い秒針で、時計の文字盤の時間針と秒針の間にあり、12時ちょうどの位置がゼロとなります。

スタートさせると、クロノグラフ針は細かく動き出します。

この細かな動きの一つ一つは、文字盤最小ひと目盛りの角度(1/5秒=0.2秒)を表すため、もっとも細かい1/5秒を読み取ることができます。

クロノグラフの文字盤 1/5目盛り

この動きは、時計の構造によるもので、バランスホイールが1秒間に5振動、または1時間に18000振動するからです。

ひとつひとつの動きの間に少しの静止時間ができますが、エスケープメント(調速機構)が振動ごとにエスケープメントホイールの歯1つを動かすため、ホイールトレイン(動力を伝達する一連の歯車、歯車の列)も”逆戻り”します。

この際、ホイールトレインの”逆戻り”の動力は、クロノグラフのホイールトレインに直接伝達されるため、クロノグラフ針ははじめに大きく振れ、”逆戻り”することが目で確認できます。

分針と時間針はどちらもこの逆回転をしていますが、振れ幅がとても小さいため、目視では確認できません。後に作られた腕時計クロノグラフは1800振動/時以上の回転率なので、これにより秒針の動きはより細かくなります。

通常は、分を刻む目盛りがもっとも細かい1/5(秒)示クロノグラフ針用に、分刻むダイアルの外側にクロノグラフ針用の目盛りがあることもあります。

文字盤 1/5目盛り 分目盛りの外

また、クロノグラフ針と分積算計の両方が示されている文字盤はよくあるデザインで、分積算計はクロノグラフ針が一周(60秒)したら、分積算計はひと目盛り進みます。このようにして、数分間の計測が可能です。

クロノグラフを起動させるボタンは、初期のモデルではクラウン(リューズ)の中、もしくはケース(ダイアルを納めているパーツ)の側面の2時または4時の位置につけられています。このほかにも、クラウン自体の操作でクロノグラフが起動できる仕様もあります。この場合、ワンボタンクロノグラフと呼ばれ、スタート、ストップ、リターンなどのすべての機能は同じ順序での仕様です。

Vintage Universal Watch ワンボタンクロノグラフvintage BULOVA ワンボタンクロノグラフ

クロノグラフを起動させるボタンは初期のモデルではクラウン(リューズ)の中、もしくはケース(ダイアルを納めているパーツ)の側面、2時または4時のポジションにみられます。このほかにも、クラウン自体の操作でクロノグラフが起動できる仕様もあります。この場合、ワンボタンクロノグラフと呼ばれ、スタート、ストップ、リターンなどのすべての機能は同じ順序での仕様です。

2つのボタン付きクロノグラフ

1934年に、G.-Leon Breitling の会社が初めて2つのボタンがついたクロノグラフ腕時計(特許No. 172129)を発表しました。

このデザインでは、2つのボタンは、それぞれクラウンが付くケースの2時と4時の位置にあります。2時にあるボタンはクロノグラフのスタートとストップができ、何度でも好きなだけ繰り返すことができます。また、4時のボタンは、ストップしたあとに、ゼロに戻すボタンです。これは新しいクロノグラフの機能だったため、すぐに他の生産者に受け入れられました。追加機能付きクロノグラフとして、または似たような謳い文句を使って宣伝広告されることもあります。

この2つのボタンにより、一連のプロセスの中で、何度にも分けて合計タイムを計測することが可能になりました。すべて計測し終わった時のみ、クロノグラフをゼロに戻せば良いのです。その都度ゼロに戻さず、数回に渡る合計時間を計測することはワンボタンクロノグラフでは不可能でした。

ただ、2つボタンのクロノグラフは元々腕時計として開発されたものではありませんでした。もしろ、G.-Leon Breitlingの会社(スイス、ラ・ショー=ド=フォン)は、1923年にこの2つボタンの仕様を懐中時計として特許を取得しています(特許No.105532)。1934年になって初めて、腕時計クロノグラフとしての特許を2つ取得しました(特許No.172129、No.175564)。

BREITLING プレミア 2つボタン付きクロノグラフ

時間積算計付きクロノグラフ

ほとんどの腕時計クロノグラフは、9時の位置にスモールセコンド (60秒で一周する普通の時計の秒針)が付いています。そして、分積算計が3時の位置にあり、10、20、30分の目印が付いています。

その他、スモールセコンドが6時の位置に、分積算計が12時にあるデザインもあります。
 

クロノグラフ針は1分で一周してしまいます。 

クロノグラフ針が何周したのか、つまり何分経過したのかは、30分積算計でみることができ、30分間の計測結果を表示します。

同じように、30分計の針が何周したのかを表示するのが、12時間積算計です。

9時の位置には常に動いて要るスモールセコンドが、3時の位置には30分積算計が、6時の位置にあるのが12時間積算計です。

Parmigiani 3ダイヤル付きクロノグラフ

1939年に、Mido (スイス、ビエンヌ)はスモールセコンドの針が中心から出る腕時計クロノメーターを発売しました。このデザイン(特許No.209685では)は、4つの針が全て文字盤の中心に付けられています。

MIDO マルチセンタークロノ

時計として機能する2本の針は一番下に、スモールセコンドがその上に、クロノグラフ針は一番上につけられています。一般的に、文字盤に追加の表示をしなくても良いように、スモールセコンドの針の形や色は、他の針と違うものが使われます。この針は十分に長いため、通常の分表示が計測用にも用いられます。クロノグラフ針用として、最も細かい1/5秒の目盛りで示されます。

スプリットセコンドクロノグラフ

2つの時間を計測出来るのがスプリットセコンドクロノグラフです。

スプリットセコンドクロノグラフまたはスプリットセコンドハンドと呼ばれる2つ目の計測針がつけられた腕時計は、これまでの懐中時計にとって変わる存在となりました。

このようなダブルクロノグラフの歴史はパリのJoseph Thaddäus Winnerl (1799-1886)が展示した1870年頃までさかのぼります。

すでに懐中時計のデザイン、特許は数多くあったため、機能を保ったままいかに小さく作るかが焦点でした。

Blancpain スプリットセコンドクロノグラフ

通常、スプリットセコンドクロノグラフは3つのボタンがついており、このうち2つはこれまで通りの機能を果たします。ケース側面につく2時の位置のボタンはスタートとストップ、4時の位置のボタンでゼロリセットです。

3つ目のボタン(スプリットボタン)は10時の位置あり、スプリット針をコントロールします。
 

スタートさせると、クロノグラフ針とスプリット針は同時に動き出します。
スプリットボタンが押されると、スプリット針のみが止まり、クロノグラフ針は動き続けます。
再度スプリットボタンが押されるとスプリット針は瞬時にクロノグラフ針に追いつき、一つになって動き出します。
この部分的な時間の計測は、何度でも可能です。

2時の位置のボタンは一度押すと両方の針をストップさせ、2回目のプッシュで、両方の針をスタートさせます。
これも何度も繰り返すことができます。
両方の針がストップしたあとに、4時の位置のボタンを押した時のみ、2本の針はゼロ戻り、計測を終了することができます。
 

スプリット針がすでに止まっていて、クロノグラフ針と違うポジションにあった場合、クロノグラフ針はゼロに戻り、スプリット針はその位置に留まります。
スプリット針もゼロに戻したい場合は、クラウンにあるスプリットボタンを押す必要があります。

このボタンは、クロノグラフ針がゼロにあったとしても、それに追いつく機能があります。

これで、二つの針は同じ位置に再び戻ったことになります。

スプリットセコンドクロノグラフは、分積算計のみもしくは分積算計と時間積算計のダイアルをもちます。

George Dubey とRene Schaldenbrand (La Chaux-de-Fonds 、スイス)は、簡略化したスプリットセコンドクロノグラフの型特許(特許No.260791)を取得しました。これでは、2本とも静止可能なクロノグラフ針がついており、これらは細いバネで直結されているのが目で確認できます。

スプリット針は、スプリットボタンが押し続けられている間は静止します。ボタンから手を離すと、バネの跳ね返りによりスプリット針に追いつきます。このシステムでは、60秒以内までの計測しかできません。このスプリットセコンドクロノグラフは、分積算計が示されています。
 

シングルスプリットセコンドクロノグラフ

“正真正銘”とも言えるシングルスプリットセコンドクロノグラフは、文字盤を見ただけではそれとは判断できません。見た目は一般的なクロノグラフで、クロノグラフ針と2つのボタンが通常通りの配置でついています。

ただ、2時の位置にあるボタンで、スタート、ストップ、ゼロセッティングの3つすべてが機能します。4時の位置のボタンは、スプリットセコンドとして操作するためのもので、1度目に押され続けている間、クロノグラフ針は止まります。

ボタンを離すと、クロノグラフ針はボタンが押されなかった場合にあると思われる場所へと瞬時に動きます。

例えば、スタートして20秒後に、10秒間停止させたとします。

ボタンから手を離すと、再びストップさせない限り、針は20秒の位置から30秒の位置へと、まるで何も起こらなかったかのように瞬時に移動します。

停止時間はやはり60秒以内に限られます。60秒以上では、時計自体が止まってしまいます。

一般的に、シングルスプリットセコンドクロノグラフは、 他のシンプルなクロノグラフで読み取れる1/5秒の目盛り以外に、文字盤上に特別な印があるわけでもありません。

タグホイヤーのシングルスプリットセコンドクロノグラフ
タグホイヤーのシングルスプリットセコンドクロノグラフのムーブメント

計測をする上で欠かせないフライバッククロノグラフ

フライバック・クロノグラフというのは、クロノグラフの計測をしているときに、リセットボタンを押します。

そのことにより、クロノグラフの秒針がサッとゼロの位置まで飛んで帰ることから、フライバックと名付けられた機能です。

さらに、フライバックしてすぐに次の計測をスタートしてくれるとても特殊な機能を持っています。

計測を何度も繰り返すようなときには、とても使いやすい抜群の操作性を誇るのです。

もともと、このフライバック・クロノグラフという機能は、空軍パイロットのために開発された機能なのです。

パイロットは、方向転換するたびに飛行時間を計測しなくてはいけません。

他にも、着陸待ちの旋回時間などの計測が必要となってきます。

スピーディーに、何度も計測を繰り返すことができるので、パイロットユースとして使われることが多いのです。

しかし、フライバックという機能は、一般的なクロノグラフよりも、ずっと複雑なメカニズムとなっています。

 

ゼニス レインボー・フライバック

ゼニス フライバック機能を搭載したクロノグラフを一般的にしたモデル
ゼニス フライバック機能を搭載したクロノグラフを一般的にしたモデル

1997年に作られた、このレインボー・フライバックはフランス空軍の協力を得て作られたものでした。

もともとは、パイロットウォッチとして開発されたのです。

パイロットウォッチとして使われていたモデルのときは、30分計が3色のゾーンに分けられていました。


 

フライバック・クロノグラフの操作方法

フライバック・クロノグラフのスタートとストップのボタンは右側上部にあります。

このプッシュボタンの操作方法は、フライバック・クロノグラフも他のクロノグラフも変わらないのです。

計測をスタートするときにボタンを押すと、クロノグラフ針が動き始めます。

そして、再度ボタンを押すとクロノグラフ針はストップするのです。

クロノグラフ針がストップしてから、今度はリセットボタンを押すとクロノグラフ針は、ゼロの位置に戻ります。

けれど、リセットボタンではなく、再びこのボタンを押すと、そこから計測を再スタートしてくれるのです。

リセットボタンの操作方法

リセットボタンと言えば、一般的なクロノグラフで言えば、動いていたクロノグラフ針をゼロの位置に戻す、リセットするためのボタンです。

言葉の意味としても、そうではないでしょうか。

しかし、フライバック・クロノグラフにおいて、リセットボタンというのは他の機能も持つのです。

作業中にこのリセットボタンを押します。

すると、やはりクロノグラフ針はすぐにゼロの場所へと戻っていきます。

このときに、リセットボタンを押していた指を離すと、そのまま再度計測を開始してくれるのです。

いちいち、スタートボタンを押してクロノグラフ針をスタートさせ、もう一度同じボタンを押してストップさせ、リセットボタンで戻し、スタートボタンさリスタートさせる。

通常のクロノグラフは、こういういくつもの操作が必要です。

しかし、このフライバック・クロノグラフであれば、最初にスタートボタンを押したあとは、すべてリセットボタンを1度押すだけで済んでしまうのです。

何度も計測をしなくてはいけない場合、とても便利で適したモデルと言えるのではないでしょうか。

フライバック機能を搭載しているモデルたち

ランゲ&ゾーネ ダトグラフ

ダトグラフ シースルー仕様となっているモデル
ダトグラフ シースルー仕様となっているモデル

ラップタイムを計測するときに、一番起こりがちなのが誤読です。

起こりがちなミスではありますが、大きなトラブルにもなりかねない問題です。

そんな誤読を軽減するために生まれたクロノグラフがあります。

それが「プレシジョン・ジャンピング・ミニッツ・カウンター」を搭載している、このダトグラフなのです。

裏面はサファイアクリスタルでできていて、シースルーになっています。

さらに手巻きで、プラチナケース&革ベルト、価格は595万円と高価なモデルとなっています。

 

モーリス・ラクロア マスターピース グランギッシェ フライバック

マスターピース ビッグサイズデイトを搭載しているモデル
マスターピース ビッグサイズデイトを搭載しているモデル

機械式時計の新鋭と言えば、やはりモーリス・ラクロアなのではないでしょうか。

モーリス・ラクロアの特徴としては、その斬新なアイディアにあるのかと思います。

これまでなかったようなアイディアに満ちた時計を、数多く開発しているブランドです。

そんなモーリス・ラクロアが自信を持って発表したのが、このクロノグラフです。

フライバック機能だけではなく、デイトはビッグサイズ。

機能もデザインも圧巻の存在感を示すクロノグラフとなっています。

自動巻きで、SSケース&革ベルト、価格は47万円です。

 

ブランパン クラシック・フライバック

ブランパン 見やすくて大きな針が特徴
ブランパン 見やすくて大きな針が特徴

ミリタリーな雰囲気を漂わせるクロノグラフです。

文字盤はブラックでシック。

アラビア数字のインデックスと、針は、やや大きめで見やすいデザインとなっています。

9時の場所には12時間計が、3時の場所には30分計が、そして6時の場所にはカレンダーがついています。

自動巻き、SSケース&革ベルトで価格は98万円です。

 

ブライトリング シャドウ フライバック

ブライトリング タキメーターが装備されているモデル
ブライトリング タキメーターが装備されているモデル

自動巻きでカレンダーがついたモデルとなっています。

10分計や3時間計だけではなく、ベゼルに4つのツメがついたライダータブと呼ばれるものも付いています。

さらに、両方向回転ベゼルという操作性に優れたモデルとなっています。

このモデルは、もともと航空パイロットが操作しやすいようにと開発したモデルなのです。

ブライトリングの傑作とも言われているクロノグラフです。

タキメーターが、文字盤の外側に付いています。

SSケース&ブレスで価格は44万円です。

 

ブレゲ TypeXX トランス アトランティック

ブレゲ フランス海軍からの要請により開発されたモデル
ブレゲ フランス海軍からの要請により開発されたモデル

1994年には、自動巻きムーブメントが搭載されたモデルとなっています。

もともとは、フランスの海軍から開発要請を受けて作られたのがパイロットウォッチ「TypeXX」となっています。

その後、この「TypeXX」は進化をします。

進化したモデルがこの「TypeXXトランスアトランティック」なのです。

いわゆる第四世代と呼ばれるこのモデルは、日付表示が採用されています。

自動巻き、18KYGケースで価格は195万円となっています。

 

2100フライバック クロノグラフ

ブランパン 日本だけで販売された限定モデル
ブランパン 日本だけで販売された限定モデル

文字盤はホワイトでグレーのインデックスというこのデザインは、スタイリッシュで洗練された雰囲気を醸し出しています。

さらに、裏側はシースルー仕様となっています。

2100シリーズですが、こちらのモデルは日本でのみ販売された限定モデルなのです。

このモデルに搭載されているクロノグラフ・ムーブメントは、なんと世界最小の体積。

自動巻き、SSケース&ラバーベルトで110万円となっています。
 

クロノグラフ機能テレメーター

音と光の時間差から距離を割り出す機能をテレメーターと言います。
例えば、雷が光ったタイミングでクロノグラフを作動させて音が鳴ったタイミングで
停止させるとどれくらいの距離が離れているのかを測定する事が出来ます。

現在ではこのような使い方くらいしか使い道はありませんが第2時世界大戦中は
砲撃の距離を図るために使う大事な機能でした。
 

クロノグラフ機能パルスメーター

脈拍を図るための表示がパルスメーターになります。
タキメーター、テレメーターと同様古い歴史を持つ機能です。

基本的にこの機能を使うのは医師や看護師だけなので搭載されている時計自体が少なく
現在では中々見かける事の出来ない腕時計になっています。


クロノグラフ機能デジマル

10進法を用いた表示方法でこちらの機能もほとんどのクロノグラフに
搭載されることはありませんでした。

主な使用方法としては、生産管理や航海等になります。
そのためケースも当時としては珍しい防水機能が設計されています。

いかがでしたでしょうか?
クロノグラフは腕時計にストップウォッチ機能をつけただけなのですが
実際にはたくさんの機能が搭載されているのが分かったと思います。

クロノグラフの機能が分かったところで中々実生活で使うところはないかもしれませんが
頭の中で分かっているだけでもクロノグラフの魅力にもっと引き込まれてしまいますよね。

 

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